著
東風 孝広
「カバチ」とは広島弁で、文句や屁理屈のこと。法を知れば、それまで泣き寝入りしていた人もカバチをタレて(言って)、自分たちの生活を守ることができるのだ。 主人公の田村は、行政書士の大野と出会ったことでそのことに気づき、大野事務所に入所した。そんな田村が補助者として積んださまざまな経験を綴ったのが前作『カバチタレ!』。そして、試験に合格し晴れて行政書士となった田村が、新たに登場する女行政書士・住吉美寿々とともに、これまで以上にカバチをタレるのが『特上カバチ!!─カバチタレ!2─』である。
ある日突然、借金の保証人として銀行口座を差し押さえられた主婦・吉田和子。けれど和子は借用書にサインをした覚えが全くない。一体誰が書いたのか? 書いた人物を捜し出すため、栄田が訪れたのは筆跡鑑定事務所。偽造書類を見破るプロが悪の手口を暴き出す!
製品名 | 特上カバチ!!-カバチタレ!2-(4) |
---|---|
著者 | |
発売日 | 2006年04月21日 |
初出 | 『モーニング』2006年5・6合併号、7号、9号、11号~17号 |