著
光永 康則
命の恩人は、怪物の姫だった!
不慮の事故によって、命を失ったヒロ。
謎の少女「姫」の血を飲むことによって、ヒロは死から生還する。
しかし、不思議な血の力によって死から蘇った少年を、
血の戦士としての戦いが待っていた。
姫は、怪物と呼ばれる異形の者たちを統べる王族の一員であったのだ。
王位をめぐる、血を分けた兄弟姉妹による殺戮の嵐。
策謀と憎悪の渦に、姫とその血の戦士は飲み込まれていく。
血の戦士として、姫に仕えることになったヒロ。そして彼は否応なく王族の熾烈な闘争に巻き込まれていく。その闘争の中、彼は様々な異形の者たちと出逢う。人狼族、吸血鬼、人造人間…ある者は味方、ある者は敵として…彼らとの出逢いが彼の心に様々な影響を与えていく。そして、ヒロは自分には戻る道がすでに無いことを知る。だが、「姫」の戦いは、絶えることなく続くのだ。
製品名 | 怪物王女(2) |
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著者 | |
発売日 | 2006年05月23日 |
初出 | 『月刊少年シリウス』2006年1月号~5月号 |