著
黒田 硫黄
ヒットラーの台頭、ドイツの暴走、連合国の勝利。無垢なチンピラを叩きつぶさんと時代の荒波がこれでもかと押し寄せる。マックスは無事、「朝」を迎えることができるのか!? これは、1930年代のドイツでチンピラ的青春を謳歌していた若者が、ふとしたきっかけで軍隊に入り、戦火をかいくぐり、戦時をな ぜか箱根で過ごすという、数奇かつありふれた運命を描いた物語。チンピラドイツ兵青春記、幾度もの中断を経て、ここに完結!
ヒトラーが牛耳り世界中を敵に回しつつある1930~40年代のドイツ。チンピラとして 安い自由を満喫していたドイツの若者マックスは、大金をネコババしたことがきっかけでドイツ海軍へ志願。銃弾飛び交う命の危険より、差し迫った小さな危険を重視したチンピラの考えはどこまでも浅かった! 今なお史上最も有名な独裁者、総統アドルフ・ヒトラーの誤った野心は、彼らの2人のチンピラの想像をはるかに超えていたのだ!
製品名 | あたらしい朝(1) |
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著者 | |
発売日 | 2008年08月22日 |
初出 | 『アフタヌーン』2006年9月号~2007年3月号 |