ファンタジウム(3)

ファンタジウム(3)
著者
  • 杉本 亜未

掲載誌

内容紹介

少年は何ものにも従わず、軽やかに己の道を歩む。
マジシャンとして天性の才能を持ちながら、何ものにも縛られることなく自由に生きる少年・長見良。マジシャンだった祖父・龍五郎に憧れて育ったサラリーマン・北條。龍五郎が生前にとった唯一の弟子だった良と北條の出会いによって、周囲の人々が少しずつ何かに気づき、少しずつ変化していく。その変化は次第に大きなうねりとなって広がり「奇跡」を起こすーー。


北條とともにマジシャンへの道を歩む良。ある徹底したエリート主義のマジックグループへの違和感を抱きながら、自身に素直に人々に開かれたマジックを志す。ある日、テレビ番組のマジックショーに出演した良は、リングを使ったマジックで観客の心をわしづかみにする。「お前は俺の誇りだ」と興奮する北條に良は一言、「生まれてきてよかった」とつぶやくのだった。

製品名ファンタジウム(3)
著者
  • 杉本 亜未

発売日2008年09月22日
初出『モーニング・ツー』2008年8号、10号、12号、13号

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