著
惣領 冬実
1491年、11月。フィレンツェの大富豪ロレンツォ・デ・メディチに見込まれたアンジェロは、各国から貴族や有力市民の子弟が集まる名門・サピエンツァ大学ピサ校に入学、一人の青年と出会う。彼の名はチェーザレ。スペイン出身で、父は教皇庁のナンバー2という名門貴族。はるか昔、全ヨーロッパを支配し巨大な帝国を築いた英雄と同じ名を持つ青年は、のちに現代政治学の祖・ニッコロ・マキァヴェッリの名著『君主論』のモデルとなり政治の天才と謳われた人物だった……。
闇に葬られた若き英雄が、今甦る。超美麗ルネッサンス絵巻!
腐敗した世界に差す新しい光。それは産声をあげたルネッサンスを導く者。16歳の司教、チェーザレ・ボルジアの真実ーー。
製品名 | チェーザレ 破壊の創造者(6) |
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著者 | |
発売日 | 2008年11月21日 |
初出 | 『モーニング』2008年34号~36・37合併号、40号~43号、45号、46号 |