著
秋山 はる
デビュー作『すずめすずなり』からコアな支持を獲得して
きた秋山はるが、女性作家ならではの視点と感性で取り組
んだテーマは、”恋愛”。揺らいで軋む心と性を、細やかな
描写で紡ぐ話題作。
息を潜めて、からだを重ねて、それからずっと──ずっと恋をしてきたふたり。求め合いながら、許し合いながら、時にすれ違いながら、流れゆく季節を見つめながら、宮下雪乃と岩井節子の恋愛風景に最終章が訪れる。ふたりぼっちの日々から、見えない道の先にある”心”を信じて──ひだまりに足をとめる。
製品名 | オクターヴ(6) <完> |
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著者 | |
発売日 | 2011年01月21日 |
初出 | 『アフタヌーン』2010年9月号~2011年2月号 |