大塚製薬「ポカリスエット」 × はたらく細胞 マンガIP活用事例Vol.75
講談社のマンガやアニメのキャラクターは、企業とコラボレーションし、商品やキャンペーンツールとして活用されることで、新たな価値を生み出しています。マンガIPサーチでは、その代表的な事例を紹介しています。
大塚製薬「ポカリスエット」 × はたらく細胞
ⓒ清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction
●対象商品・サービス
・コラボレーションアニメ配信
・イベント会場での購入者特典配布
●キャラクター使用カテゴリー:
広告宣伝
●実施期間:
2019年7月8日(月)~
2023年まで、夏期にコラボレーションアニメを配信
●コラボ概要:
スムーズに水分・電解質の補給ができる大塚製薬の「ポカリスエット」と、人間の体の中で働く細胞たちを擬人化した人気マンガ・アニメ作品『はたらく細胞』がコラボレーション。2019年夏、前年の熱中症による救急搬送者が過去最高だったことを受け、熱中症対策の重要性を啓発するため両者がタッグを組み、アニメ第1期第11話「熱中症」の番外編である第11.5話「熱中症〜もしもポカリスエットがあったら」をWeb限定で公開しました。
また、同年開催の「コミックマーケット96」においては、「ポカリスエット」等の製品購入者へオリジナルステッカーを特典として配布するとともに、キャラクター等身大パネルの設置なども実施。来場者へ熱中症対策を訴求するために活用されました。
コラボアニメ 第11.5話「熱中症~もしもポカリスエットがあったら~」より
「コミックマーケット96」の会場で製品購入特典として配布された「オリジナルステッカー」
コラボアニメは"幻の第11.5話"とも呼ばれ人気を博しており、視聴者からは「ポカリのまなきゃ」「作品として面白かったし、ポカリスエットの有用性がよく分かる」などの意見が多数寄せられました。初配信以降、毎年夏期に限定配信を実施し、累計500万回以上の再生数を記録。2022年には第11.5話「アフターストーリー ポカリスエットの秘密」も公開。コラボ開始以来、今なお多くの人に熱中症対策の重要性を伝え続けており、健康促進活動を訴求する役割を果たし続けている事例です。
掲載日:2023年12月7日