ムービック × TVアニメ『転生したらスライムだった件』 マンガIP活用事例Vol.103
講談社のマンガやアニメのキャラクターは、企業とコラボレーションし、商品やキャンペーンツールとして活用されることで、新たな価値を生み出しています。マンガIPサーチでは、その代表的な事例を紹介しています。
ムービック × TVアニメ『転生したらスライムだった件』
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
●対象商品・サービス
オリジナル防災セット 受注生産販売
●キャラクター使用カテゴリー:
商品化
●実施期間:
受注期間 2024年4月12日(金)~2024年5月12日(日)
発売予定 2024年9月1日(日)
●コラボ概要:
アニメやゲームのキャラクターグッズを数多く手掛ける株式会社ムービックと、TVアニメ『転生したらスライムだった件』がコラボレーション。
本コラボは、「防災者(ソナエルモノ)の防災セット」と名付けられ、作品の世界観を取り入れた、いざという時に備えておきたい防災セットが登場。全国のアニメイト、アニメイトオンラインショップ、アニメショップ、ムービック通信販売等で受注生産にて発売されました。
※ムービックオンラインショップはこちら
この防災セットは、オリジナルデザインの非常持ち出しリュックの中に、スマホ充電に対応した手回しのダイナモライトやウォーターバッグ、レスキューシートや非常用トイレ、ホイッスルなど緊急時に役立つアイテムを詰めた、計13点のセット。その中には、ユニークスキル「防災者(ソナエルモノ)」の獲得を表現したオリジナルデザインの缶バッジや魔国連邦の首都リムルをモチーフにしたタオルも入っており、「転スラ」ファンにはグッズとしても魅力的な内容となっています。また、ユーザーが必要なものをカスタマイズして追加できるよう、リュックは少し余裕のあるサイズになっています。
作品の世界観を楽しめるデザインのアイテムもセットに同梱されている(画像は試作品のもの)
地震や大雨など、災害がより身近に感じられる昨今にあって、TVアニメや劇場版も大ヒットとなった人気作品と防災グッズのコラボアイテムは、趣味性と実用性を兼ねると同時に、防災意識を高める事例としても大きな注目を集めた事例になったといえそうです。
掲載日:2024年6月4日