ユニリーバ ×『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』 マンガIP活用事例Vol.104
講談社のマンガやアニメのキャラクターは、企業とコラボレーションし、商品やキャンペーンツールとして活用されることで、新たな価値を生み出しています。マンガIPサーチでは、その代表的な事例を紹介しています。
ユニリーバ ×『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』
©金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会
●対象商品・サービス:
・コラボレーション特設ページ開設
・購入者特典:オリジナルボイスメッセージ
・オリジナル限定賞品プレゼント
・対象映画館での特別限定コラボ開催(2024年5月3日(金)~5月23日(木)まで:終了)
・SNSプレゼントキャンペーン(2024年5月1日(水)~5月31日(金)23:59まで:終了)
●キャラクター使用カテゴリー:
広告宣伝
●実施期間:
2024年5月1日(水)~6月30日(日)23時59分まで
●コラボ概要:
世界190カ国で毎日34億人以上が製品を使用している世界最大級の消費財メーカーの「ユニリーバ」と、2024年4月19日(金)より全国公開され話題となっている劇場版アニメ『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』がコラボレーションしました。ビューティーケアブランド「LUX」や「Dove」などユニリーバ・ジャパンの対象商品を対象金額分購入してWEBから応募することで、元日本代表選手が教えるサッカー教室への招待をはじめ、描き下ろしオリジナルグッズをプレゼントするキャンペーンを展開。
キャンペーン対象となったユニリーバ社製品(一例)
グッズは応募時に希望のキャラクターを選べる「パブミラー&バスタオル」「アクリルジオラマ&A3ポスター」の各セットとオリジナルデザインのQUOカード。また、応募者全員にアニメ声優によるオリジナルメッセージも届けられるなど、ファンの注目度も非常に高く、コラボ告知には多くの反響が寄せられ、同社の人気ブランドのひとつである「Dove」のXアカウントでのプレゼントキャンペーンで実施された、アニメ声優のサイン入りオリジナルポスターが抽選で10名に当たるプレゼント企画にも多数の応募がありました。
好きなキャラを選んで応募できる描き下ろしデザインのグッズデザイン(一例)
さらに本作劇場版アニメを上映中の対象映画館では、キャンペーン告知映像の放映や特別パネルの展示も行われ、多くのファンが足を運び、SNSではハッシュタグをつけた投稿で話題にもなりました。
映画館で放映されたキャンペーン告知映像と展示パネル(画像はイメージ)
今回の企画に対して、「愛用品と推し作品のコラボが嬉しい」「いつも使っているものとは別の商品を試してみたい」などの好意的な意見が多く見られ、世界中の生活者の日常に欠かせないベストセラー品を提供する企業と、原作の累計発行部数が3000万部を突破した超人気作品のコラボレーションは、互いの人気が相乗効果を呼び、商品購買数にくわえ、映画動員数増加にもつながる好事例となりました。
掲載日:2024年6月10日