日本中央競馬会 × 島耕作 マンガIP活用事例Vol.131
講談社のマンガやアニメのキャラクターは、企業とコラボレーションし、商品やキャンペーンツールとして活用されることで、新たな価値を生み出しています。マンガIPサーチでは、その代表的な事例を紹介しています。
日本中央競馬会 × 島耕作
©弘兼憲史/講談社
●対象商品・サービス:
・コラボ企画「島耕作~競馬探訪篇~」の実施
・PRオリジナルマンガ配信(全5話)
・描き下ろしイラスト
・記念単行本配布
・東京競馬場でのオリジナルグッズ抽選会実施
・競馬場パネル展示
・特設サイトの公開
●キャラクター使用カテゴリー:
広告宣伝
●実施期間:
2024年9月16日(日)~12月15日(日)
●コラボ概要:
JRAの略称で知られる日本中央競馬会と『島耕作』がコラボレーションし、「島耕作~競馬探訪篇~」と銘打った企画を実施。当コラボは、JRA創立70周年を記念したもので、原作者の弘兼憲史氏監修によるオリジナルマンガの配信をはじめ、競馬場でのイベントも開催されました。
オリジナルマンガ「島耕作~競馬探訪篇~」は全5話で、マンガ配信サイト「コミックDAYS」にて配信。島が北海道で牧場を営む親子と一頭の白毛の牝馬に出会い、その馬の名付け親となったことをきっかけに、競馬の奥深さやロマンを知っていく、というストーリーです。競走馬の育成や調教のし方から、レースでの馬券の買い方や競馬場での楽しみ方など、読み進めると競走馬や競馬の魅力が幅広く伝わる構成となっており、競馬初心者からベテランまで楽しめる内容に。同作品は原作者である弘兼憲史氏の許諾を受け、画像生成AIを活用して制作されたものとなっています。
2024年12月15日(日)まで期間限定公開のPRマンガ第1話
講談社「コミックDAYS」にて配信
今回のコラボでは東京競馬場においてイベントも行われ、パネル展示のほか、2024年10月5日(土)・6日(日)にはオリジナルマンガ『島耕作~競馬探訪篇~』の単行本が先着5000名にプレゼントされました。また、10月6日(日)には当日800円以上の馬券を購入された方の中から、弘兼氏のサイン入り複製原画やオリジナルトートバッグ、オリジナルしおりが当たるグッズ抽選会も実施されました。
東京競馬場でのイベントにて先着5000名にプレゼントされたオリジナルマンガと抽選会のグッズ
大人の遊びとして親しまれている競馬の中でも不動の人気を誇る日本中央競馬会と、シリーズ累計発行部数が4,700万部を超え、ビジネスマンガとして長きにわたり人気を博してきた作品のコラボは、競馬ファンとマンガファン、双方の心をつかみ、大いに注目された事例となりました。
掲載日:2024年11月12日