WHISKY MEW × 攻殻機動隊 マンガIP活用事例Vol.138

講談社のマンガやアニメのキャラクターは、企業とコラボレーションし、商品やキャンペーンツールとして活用されることで、新たな価値を生み出しています。マンガIPサーチでは、その代表的な事例を紹介しています。

ウイスキー専⾨サイト「WHISKY MEW(ウイスキーミュウ)」 × 攻殻機動隊

©士郎正宗/講談社
©1995士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT

●対象商品・サービス:
・ラベルウイスキーの抽選販売
・販売ページの開設
『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』ラベル・ウイスキー
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』ラベル・ウイスキー

●キャラクター使用カテゴリー:
商品化

●抽選予約受付期間
『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』ラベル・ウイスキー
2024年5月28日(火)12:00~6月2日(日)23:59
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』ラベル・ウイスキー
2024年1月11日(木)12:00~1月15日(月)23:59

●コラボ概要:
世界的なウイスキー評論家の山岡秀雄氏がセレクトしたウイスキーに、マンガやアニメ、名画やアート作品などを使用したラベルを纏わせた商品を企画・販売しているオリジナルウイスキー通販サイト「WHISKY MEW」(企画運営・株式会社小学館集英社プロダクション)と、士郎正宗原作の人気マンガ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』および、その初の映像化作品である劇場版アニメーション『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』がコラボレーション。各々の作品をラベルにした商品が抽選販売されました。

・『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』ラベルウイスキー
多くのクリエイターに影響を与えてきた近未来SFの金字塔とも言われる人気マンガ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』。講談社「ヤングマガジン海賊版」1989年5月号が初出の同作第1巻の書影がラベルにデザインされたボトルのウイスキーは、同年に蒸留されたシングルカスク「タリバーディン1989」。スコットランド原産で、フルーティでグラッシーかつ、心地よいウッディーさを持つもので、抽選販売数90本(総本数144本)が用意されました。
※販売ページはこちら

『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』ラベルの「タリバーディン1989」

・劇場版アニメ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』ラベルウイスキー
1995年11月に公開された『攻殻機動隊』初の映像化作品のキービジュアル2点をあしらった商品で、選ばれたのは映画公開年に蒸留された「レダイグ1995」と、リフィルホグスヘッドの25年熟成ものである「シークレットスペイサイド1997年」の2本です。
前者はヘビリーピーテッドを焚く「レダイグ」の中にあって、ノンピートタイプでありながら「レダイグ」の名を冠した珍しい逸品で、抽選販売数は79本(総本数140本)。後者は、スペイサイド地区産ではあるものの詳細な蒸留所が明かされていない謎に包まれた名品で、抽選販売数160本(総本数220本)が販売されました。
※販売ページはこちら

劇場版アニメ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』ラベルの「レダイグ1995」(画像上)と「シークレットスペイサイド1997」(画像下)

作品ファンのみならずウイスキー愛好家からの注目度も高く、いずれも人気を博し、抽選販売は完売となりました。ラベルのデザイン性も、各ウイスキーの来歴もまた、作品の世界観やキャラクターたちの魅力に思いを馳せながら落ち着いたひと時を過ごすのに相応しいものとなっており、マンガ・アニメとウイスキーが互いの魅力を高め合う好例となりました。

掲載日:2024年12月23日

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