小田原市 × MFゴースト マンガIP活用事例Vol.137

講談社のマンガやアニメのキャラクターは、企業とコラボレーションし、商品やキャンペーンツールとして活用されることで、新たな価値を生み出しています。マンガIPサーチでは、その代表的な事例を紹介しています。

神奈川県小田原市 × MFゴースト

Ⓒしげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会

●対象商品・サービス:
・デジタルスタンプラリー開催
・オリジナルフォトフレーム設置
・デザインマンホールの設置
・SNSキャンペーンの実施
キャンペーンサイトの開設

●キャラクター使用カテゴリー:
官公庁・自治体コラボ

●開催期間
2024年11月1日(金)〜2025年1月31日(金)

●コラボ概要:
神奈川県小田原市と、人気アニメ「MFゴースト」がコラボレーション。作品ゆかりの地であり"聖地"とも呼ばれる同市内各所でさまざまな企画が実施され、作品の世界観が楽しめるキャンペーンを実施。2023年10月に実施された第1弾が好評だったことから、コラボ第2弾が実現。スマートフォンやタブレット等と連動させることで、さらにパワーアップした内容となりました。

小田原市内各所のスタンプスポットを巡り、作品の主人公・夏向の愛車「86(ハチロク)」の主要パーツのスタンプを集めることで、ステッカーを獲得できるほか、指定店舗で500円以上購入するとクリアファイル、フルコンプでラバーコースターを獲得できる「デジタルスタンプラリーin小田原」が開催されました。
また、小田原城址公園などに設置されたボード上のQRコードをスマートフォンのカメラアプリで読み取るとキャラクターや車が画面に出現し、一緒に記念撮影ができる「オリジナルフォトフレーム」も設置され、街の魅力を同時に感じられる企画が実施されました。

デジタルスタンプラリーの景品であるクリアファイル、ステッカー、ラバーコースターのデザイン

作中のキャラクターやその愛車と撮影できるオリジナルフォトフレーム

また、第1弾で好評だったオリジナルデザインのマンホールも、さらに魅力的な存在となって再登場。スマートフォンのカメラアプリをかざすと作品に登場する車が立体3Dマシンとして現れるようにバージョンアップされ、話題を集めていました。

カメラアプリをかざすと3D立体マシンが浮かび上がるデザインマンホール

さらに同作公式Xでは、フォトフレームで撮影した写真や3Dマシンのスクリーンショットを、人気キャラ・相葉瞬の愛称「#小田原のカミカゼヤンキー」のハッシュタグ付きでポストすると抽選でオリジナルディスプレイナンバープレートが当たるSNSキャンペーンを実施。多くの人々がキャンペーンに参加し、「コラボ企画で初めて小田原を訪れたがどこも楽しめる」「フォトスポットがスムーズに小田原城址公園を見学できる配置で、観光にもオススメ」など、本コラボを盛り上げる投稿が目立ちました。

SNSキャンペーンプレゼント品のディスプレイナンバープレートデザイン

小田原城址をはじめ、歴史を感じさせる観光名所を持つ小田原市と、原作の累計発行部数580万部を超え、新シリーズも放送が開始された人気アニメの2度のコラボレーションは、新たな観光客の誘致に加え、再訪するファンも楽しめる新たな企画が用意されたことにより、街と作品双方の魅力を融合させた好例となりました。

掲載日:2024年12月12日

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