サンシャイン水族館 × ブルーロック マンガIP活用事例Vol.165
講談社のマンガやアニメのキャラクターは、企業とコラボレーションし、商品やキャンペーンツールとして活用されることで、新たな価値を生み出しています。マンガIPサーチでは、その代表的な事例を紹介しています。
サンシャイン水族館 × TVアニメ『ブルーロック』
©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
●対象商品・サービス:
・「ブルーロックエゴアクアリウムナイト」イベントの開催
・描き下ろしイラスト を使用した館内装飾
・デジタルスタンプラリーの開催
・コラボグッズの販売
・プリントブロマイドの販売
・コラボ特設ページの公開
●キャラクター使用カテゴリー:
広告宣伝、商品化
●実施期間:
2025年3月20日(木・祝)~3月31日(月)
18:00~21:00(夜間限定)
●コラボ概要:
東京・池袋にあるサンシャイン水族館と、TVアニメ『ブルーロック』がコラボレーションし、夜間限定のイベントを開催しました。
「ブルーロックエゴアクアリウムナイト」と名付けられたこのイベントでは、作品に登場する個性豊かなキャラクターたちが、水族館ならではの描き下ろしイラストで登場しました。
本企画では、実際に水族館で販売しているぬいぐるみを持ったキャラクターの等身大パネルの展示や、キャラクターたちが水族館の生き物に扮したミニキャラのパネル、3Dホログラムサイネージなどが館内装飾として設置されました。水族館の屋外エリアであるマリンガーデンでは、TVアニメ『ブルーロック』の楽曲がBGMとして流れたほか、23,500球の電球を使ったイルミネーションも期間限定のカラー演出となり、作品の世界観を表現しました。
施設内は作品の特色が際立つように装飾され、演出もこだわり抜かれたものに
画像引用元:サンシャイン水族館公式Xアカウントより
館内ではスマートフォンを使ったデジタルスタンプラリーも開催。二次元コードを読み取るとミニキャライラストのAR撮影が楽しめたほか、達成者には限定のイラストカードがプレゼントされました。
このほか、館内装飾にも使用されている本イベント限定の描き下ろしイラストを用いたアクリルジオラマや缶バッジなどのコラボグッズが、館内2階「ショップ アクアポケット」とオンラインショップで販売。また、当イベントに合わせて全国のコンビニエンスストア(ファミリーマート、ローソン)の「エンタメプリント」で、コラボの描き下ろしイラストや描き起こしミニキャライラストのオリジナルブロマイドも販売されました。
※コラボグッズの一部はイベント期間中にグッズ購入権利付き入場券をご購入いただいた方限定で、館内にて販売。
豊富なラインナップで展開されたグッズ(画像上)と
コンビニエンスストアでプリント可能なオリジナルブロマイド(画像下)も好評を博した
都市型高層水族館の先駆けとして長年愛されるレジャー施設と、原作の累計発行部数が4500万部を突破しTVアニメも2期が放送され、映画化もされるなど高い人気を誇る作品のコラボは、幅広い層に受け入れられる波及効果の高い事例となりました。
掲載日:2025年6月26日