溺れるナイフ(1)

溺れるナイフ(1)
著者
  • ジョージ 朝倉

掲載誌
映像化
ジャンル

内容紹介

どうすればいいのか わからないけど 欲しいのはこの子だけだ――。せめぎあい、追い上げ、追い込んでいく、破裂寸前の十代のこころを描いたジョージ朝倉の最新作!

登場人物紹介

  • 望月 夏芽

    東京でモデルをしていたが小6のときに浮雲町へ。航一朗と出会い付き合うが、蓮目との事件のせいで破局。のちに大友と付き合うも航一朗を想うことに決め、芸能活動に本腰を入れる

  • 長谷川 航一朗

    地元一帯を牛耳っている家に生まれた夏芽の同級生。通称コウ。悪さばかりしている。夏芽に惹かれ付き合うも蓮目から守ることができず、それ以降ケンカに明け暮れる日々を送る

  • 松永 カナ

    夏芽の同級生。モデル時代から憧れていた夏芽と、片想いしていた航一朗の交際に惚れ惚れするが2人が破局。それを受け入れられず、夏芽が大友と付き合っても別れるように仕向けた

  • 大友 勝利

    夏芽の同級生で航一朗の親友。実家は漁師で夏芽の実家へ仕入れたものを時々届けに来ている。中3のときに夏芽と仲良くなり、付き合うことになるが破局

  • 蓮目 匠

    夏芽をモデル時代から追っていた異常なファン。地元の祭りの最中、彼女を連れ去り襲う。それで監禁致傷罪で懲役3年に。出所後、更生施設へ移ったが、再び夏芽と接触しようとする

  • 西条 桜司

    航一朗とは2つ年下の従弟。最初は航一朗をライバル視していたが、自分と母との複雑な関係性を理解してくれたことで兄ィと慕うように。航一朗とただならぬ関係だと感じた夏芽が嫌い

  • 西条 薫

    航一朗の母の義妹で桜司の母。男に寄生するのがうまく、航一朗の父の愛人として長谷川家に入り込む。航一朗にも媚びるが目的を見透かされてしまう

  • 広能 晶吾

    有名カメラマン。小6だった夏芽を気に入り、写真集を作る。蓮目との事件のせいで芸能界から離れた夏芽を再び、表舞台へ誘った人物

  • 夏芽の父

    15年間勘当されていたが、父が倒れため地元へ戻り実家の旅館「ひねもす屋」を継ぐことに決める。夏芽が浮雲町へ来たきっかけに。彼女が芸能活動をすることに反対していた

  • 望月 芽衣子

    夏芽の母。夫が実家の家業を継ぐことになり、突然宿の女将さんに。そのことで戸惑い、東京に戻りたいと愚痴ることも。夏芽には芸能活動を続けてほしいと思っている

  • 望月 竜太

    夏芽の弟。転校してから夏芽以上に地元に馴染んでいる。彼女と蓮目の事件のあと、誰かとケンカしてでも姉のことを守る一面も

  • 航一朗の父

    長谷川家当主で地元の有力者。薫の戦略通り、彼女を愛人として長谷川家に住ませる。先代に似ている航一朗のことを怖がり、彼のやることなすことに反対する

  • 長谷川 塔子

    航一朗の腹違いの姉。家を守るため、航一朗がどんなに悪さをしてももみ消している。家に入り込んできた薫のことを疎ましく思っている

  • 冬美

    航一朗の母で故人。航一朗いわく長谷川家に男の子を生ませるため、命と引換えに自分を生んだとのこと。しかし舅に寝取られたあと航一朗が生まれ、それに苦悩し自殺したという噂がある

  • 土居

    夏芽のマネージャー。彼女の才能を見込んでいる。そのため夏芽がやる気を出すと仕事をたくさん取ってきて、忙しくさせてしまうタイプ

  • 早瀬

    夏芽の同級生。彼女が転校してきたばかりの頃は悪口を言っていた。また友だちを作るために夏芽と蓮目の事件の話を盛って噂話をばらまいていた

  • 国広 鈴香

    夏芽の中学からの同級生。航一朗のことを追っかけ回していたが、根っからの男好きのため誰とでも付き合う。夏芽とは中学の修学旅行以降仲良くなり、高校でもつるむ

  • 武田

    夏芽の中学からの同級生。オカルト好きでマイペース。ハーフで夏芽がうらやむ素材を持っているが地味。高校に馴染めない夏芽、鈴香とつるんでいる

  • 江波

    夏芽の中学の同級生。以前、鈴香とつるんでいた。鈴香に合わせて夏芽と仲良くしていたが、好きだと伝えていた大友と夏芽が付き合っていることを知り、彼女と疎遠になる

  • じゅり

    カナの2つ年上の従姉。中2まで容姿がダサかったカナのことをバカにしていた。上原とは同じ学校の同級生

  • 上原

    夏芽と別れたあとに航一朗が付き合った2つ年上の彼女。航一朗とは付き合ったり別れたりを繰り返していた。じゅりと同級生

製品名溺れるナイフ(1)
著者
  • ジョージ 朝倉

発売日2005年03月10日
初出『別冊フレンド』2004年11月号、12月号、2005年1月号、2月号

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