著
吉田 基已
彼女と別れ、何となく気分が乗らない、そんな日に妹に出会った。妹がいることは知っていた、実感はなくただ知っていただけ。妹って何だ。
三十路手前の結婚相談所勤務。両親の離婚以来、父と暮らしているところへ妹が住むようになり再会。妹への恋心に悩み、葛藤する
耕四郎の妹。両親の離婚後は母と暮らしていたが、高校生になり兄と再会。彼への恋心に気づき、想いを伝える
耕四郎と七夏の父。離婚後、耕四郎と暮らしていたが、高校入学をきっかけに娘と暮らせるようになって浮かれている。七夏には甘く、心配性
耕四郎と七夏の母。自分の店を持ち、美容師として働く。七夏が中学生まで一緒に暮らしていた。会うことが少ない耕四郎のことも気にかけている
耕四郎の同僚で、友人。サバサバした性格だが、耕四郎が七夏に気持ちがあることに気づき、心配する
耕四郎の同僚。女子高生が好きで、耕四郎に女子高生の妹がいたことを羨ましがる。10代限定お見合いパーティー企画を考えている
耕四郎を振った元カノ。心の底から誰かを恋しいと思ったことがあるのか耕四郎に問いかけ、彼の淡白さに愛想をつかす
七夏の高校の親友。七夏が兄との関係性で落ち込んでいるときに、その理由を詳しく聞かずに励ます
七夏の高校の友達。恋愛にどこか冷めているふりをして、他校の子と付き合っている
七夏の高校の友人。婚約中の図書室の司書に片想い中で、他の人に告白されても受け入れられず、叶わぬ恋に踏ん切りがつかない
耕四郎が勤める結婚相談所の利用者。お見合い19連敗中で、自信をなくしていたところ耕四郎のアシストで、20人目とうまく行った
耕四郎が勤める結婚相談所の所長。担当者にお見合い経験があった方がいいという理由で、耕四郎に見合いをさせようとする
製品名 | 恋風(1) |
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著者 | |
発売日 | 2002年03月19日 |
初出 | 『イブニング』2001年9月号~2002年3月号 |