著
東風 孝広
「カバチ」とは広島弁で、文句や屁理屈のこと。法を知れば、それまで泣き寝入りしていた人もカバチをタレて(言って)、自分たちの生活を守ることができるのだ。 主人公の田村は、行政書士の大野と出会ったことでそのことに気づき、大野事務所に入所した。そんな田村が補助者として積んださまざまな経験を綴ったのが前作『カバチタレ!』。そして、試験に合格し晴れて行政書士となった田村が、新たに登場する女行政書士・住吉美寿々とともに、これまで以上にカバチをタレるのが『特上カバチ!!─カバチタレ!2─』である。
求される覚えのない車の修理代請求に困惑する依頼者・桃口。しかし田村と住吉が調査した結果、桃口に修理代を払う義務があることが分かった。追いつめられた桃口は悪友に誘われるがままに、自らの車を利用した保険金詐欺に手を染めてしまう!
製品名 | 特上カバチ!!-カバチタレ!2-(3) |
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著者 | |
発売日 | 2006年01月23日 |
初出 | 『モーニング』2005年46号~2006年3・4合併号 |