著
東村 アキコ
濃ゆ~いキャラが畳み掛ける南国コントカーニヴァル!!
2人の健一が織り成す、天然ボケのマリアージュ。南九州テレホンサービスが誇る、OL寸劇。
新戦力のマン研コンビの飛び道具!! 今日もアキコの周りには、とめどないパラダイスがテンコ盛り!!
父親が普通!?じゃない!!この物語は、破天荒な父親を中心に娘がぐるんぐるん振り回されてしまう、愉快、痛快、限界コメディーです。
美大卒業後、就職難のために地元宮崎へ帰郷し、父親が勤める会社に就職。父親をはじめとする個性あふれる社員たちに振り回されて苦労が絶えない日々に、半ばあきらめて適応している
アキコの父親。純粋で明るく楽しい人柄だが、とにかく自由人。予想だにしない言動で家族を振り回し続けている。アキコへは愛情ゆえ激昂することもあるが、やはりどこかずれている
広島の大学に通っているアキコの弟。探検部所属。アキコにとって、父親から受ける苦労を分かち合ってきた同志であり良き理解者。探検先でもアキコからの電話相談を受けている
アキコの母親。林家の良心。効力がないにしても夫・健一をなだめ、時に諫め、アキコとタクマに寄り添ってくれる存在。ママさんバレーをやっている
アキコの勤める会社の観葉植物の管理業者でアルバイトをしている青年。長身でイケメン。ただし、かなりの天然。会話のすれ違い、勘違いは日常茶飯事。植物をこよなく愛している
アキコの会社の先輩。いつもヘアアイロンで髪を巻き、化粧もバッチリ決めている。本人は先輩として親切心から世話を焼いているつもりだが、アキコは全く望んでいない
アキコの会社の上司。副主任。眼鏡にカチューシャが特徴の謎の多い独身女性。何かある度に、押川主任や蛯原とコントを繰り広げて盛り上がっているが、迷惑でしかない
アキコの会社の上司。主任。甥っ子であるハルオと付き合ってほしいと思っている。にこにことした優しい雰囲気だが、猿渡と一緒になって悪ふざけが過ぎることもしばしば
父・健一の同僚。いつもふわふわとしていて温厚な青年。健一の突拍子のない行動にも動じず、ランチ時など一緒にいることが多い。猿渡や蛯原に良いように使われても何とも思っていない様子
アキコの会社の向かいにある銀行に勤める押川の甥っ子。独身で三男坊。常に笑顔で自分のペースを崩さない。見た目は良いが、態度も受け答えもどこか適当で人の名前も覚えない
蛯原の中学時代の先輩で初恋の人。現在は興梠の勤め先の良き先輩。元ヤンキー。シンナーの吸いすぎより前歯はないが男前。蛯原にとっては、今も胸をときめかせる存在
アキコの会社に入ってきた二十歳のアルバイト社員。可愛いが腹黒。男性の前では超ぶりっ子なのに対し、女性の前では性悪を隠さず、アキコには特にきつくあたる。あだ名の「節子」はボブカットヘアから
高校三年生の女の子。漫画研究部副部長。常に歯ブラシを口に加えている。「~の件について」「~ゆえ」が口癖。偉そうに物申しているようで、実は繊細
近藤が尊敬する同人誌界で有名な漫画家。「三国志」オタクの女性。見た目のインパクトあり、三国志武将のイラストのような前髪をしている。オーバーリアクション
近藤と同じ高校三年生。漫画研究部部長。腰まで長く伸ばした黒髪に眼鏡をしている。ものすごく内気で打ち解けるのに時間はかかるが、とても礼儀正しい女の子。実は社長令嬢
近藤と関先生が『週刊少年マガジン』に漫画を初めて持ち込んだ際に出会った編集者。イケメンであることに加えて軽く縛った黒髪長髪に顎鬚という風貌から、関先生曰く、三国志「関羽」の生まれ変わり
漫画家を目指す金髪ギャル。絵は上手いがストーリーが作れず、アシスタントをしながら持ち込みをしている。ノリがよく素直。歯ブラシと関先生にいろいろな意味でライバル視されているが本人は気づいていない
製品名 | ひまわりっ ~健一レジェンド~(1) |
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著者 | |
発売日 | 2006年05月23日 |
初出 | 『モーニング』’06年2号~16号 |