龍狼伝 中原繚乱編(1)

龍狼伝 中原繚乱編(1)
著者
  • 山原 義人

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内容紹介

志狼が匈奴の地より戻り、曹操と運命の邂逅を果たし半年・・・・。時は210年。リュウキの病没から始まった呉軍の荊州侵攻作戦。呉軍随一の智将・周瑜により、再び戦乱の幕が上がろうとしていた。敗走する曹軍に迫る追っ手。敵は『呉軍』ーー中原の地へと帰った志狼の戦いが始まる!!


修学旅行中、現代から西暦207年の荊州にタイムスリップした志狼は、その才と未来を知る知識をかわれ、劉備軍軍師を任される。長坂坡、赤壁、許都、匈奴、数々の戦場で“竜の子”として成長した志狼‥‥。時は流れ西暦210年、南荊州の牧・劉キの病没を期に呉の荊州侵攻作戦が始まった。竜の降り立った地ーー『中原』を舞台に再び“竜の子”の伝説が‥‥!! 『龍狼伝 中原繚乱編』待望の第1巻登場!!

登場人物紹介

  • 天地 志狼

    中学の修学旅行中に西暦207年の中国にタイムスリップし、戦乱に巻き込まれる。乱世に終止符を打つ『天運』の相の持ち主で、仲達を倒すことを決意

  • 仲達

    志狼とは真逆の滅びをもたらす『破凰』の相を持ち、乱世を意のままに踊らせようとする。曹操軍の将だったが、現在は丞相として表向きは帝に仕えている

  • 泉 真澄

    志狼の幼なじみで、ともにタイムスリップしてしまう。『天運』の相を持ち、人々から『竜娘娘(ロウニャンニャン)』と崇められている。志狼を愛している

  • 曹操

    戦乱を終結させるため漢の覇権を握ろうとする。仲達こそが漢にとっての最大の敵と判断し、志狼と彼が率いる竜騎兵団を配下に迎える

  • 献帝

    漢王朝最後の皇帝。曹操の傀儡だったが、赤壁の戦い後に仲達らの活躍で実験を取り戻した。竜娘娘を深く愛しており、正室として迎えたいと熱望している

  • 周瑜

    呉の都督(総大将)で、知略・武力に長けた人物。大病を患っており、荊州全土の平定を急ぐが、志半ばで倒れる

  • ライ

    志狼同様『天運』の相を持つ少年で、その武力は志狼を凌ぐと思われる。ランの実兄。仲達の配下として動いていたが、自ら皇帝になろうとしている

  • ラン

    曹軍一の武人と言われた張遼の養女。水を含ませた布を剣のように扱う術に長けている。実父の仇である曹軍にいたことから、兄・ライと袂を分かつことに

  • 蓮花(レンファ)

    志狼と行動をともにする少女。かつては兄が志狼のせいで亡くなったと恨んでいたが、ともに視線をくぐり抜けるうち、志狼に好意を寄せるようになる

  • 龐統

    『鳳雛』と呼ばれる劉備軍の名軍師。母の仇である呉軍と戦うため、志狼率いる竜騎兵の軍師となった。酒と女性に目がない

  • 劉備

    蜀の都督。曹操とは幾度となく戦って来たが、最大の敵である仲達を葬るため、配下の志狼を曹操の元に送り、秘密裏に曹操と共闘の姿勢をとる

製品名龍狼伝 中原繚乱編(1)
著者
  • 山原 義人

発売日2007年08月17日
初出『月刊少年マガジン』2007年4月号~7月号

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