著
沢田 ひろふみ
時は平安時代末。旅芸人の少年・漂太は自分と外見が瓜二つの牛若丸(源義経)の身代わりを依頼された。二人の数奇な運命がここに始まる!!
刻は治承四年(1180年)。奥州平泉を一人の密使が訪れる。それが、逞しく成長した義経の新たな運命の幕開けだった。源義経、今こそ歴史の表舞台へ!! 圧倒的なスケールで送る平安歴史絵巻。激動の新章突入!!
本名は漂太。元は旅芸人だったが、自分と瓜二つの牛若丸と入れ替わり、以後、源義経として生きていくことになる
義経最初の家臣。己の鬼のような容姿に恐れを抱かず接してきた義経に忠義を感じ、尽くすようになる
山賊として生きてきたが、義経と出会ってその家臣となる
藤原氏の右腕として奥州を守った武人。義経の魅力に惹かれ、その家臣となる。しかし、義経を庇い戦死
義経の家臣となり、兄・継信と共に随行する。義経を守るために自害した
元は平家側だったが、義経の器の大きさに魅了され仕えることに
義経の兄であり、源氏一党の長。平家打倒を果たすが、義経と後白河法皇が接近するにつれ、義経との仲が悪くなる
暗殺家業から抜け出すため、吉次の下に身を寄せる。以後、義経を影から守る。名目上、義経の本妻になっている
京で一番の白拍子。本名はりん。義経が旅芸人だったころに同じ軒下一座にいて、彼を慕っている幼馴染み
自分のことを「ワッシー」と呼ぶ。義経のことが好きな見た目は可愛い女の子(実は男)。弓の使い手
義経のことを元旅芸人の漂太だと知っている子供の頃の友達。うっかり頼朝の前で義経の正体をバラしてしまう
平家討伐のため義仲を利用する。それが義仲と頼朝の対立が激化する原因に。義仲亡きあと、平家討伐に貢献した義経に検非違使の位を与える
清盛の甥。一騎打ちで己を破った義経に強い拘りを持つ。平清盛の死に義経が関わっていると疑念をいだき、彼のことを執拗に狙う平家一の武芸者
豪胆無比な源氏第三の男。父を源義朝に殺されたことから、その子である頼朝、義経を恨み対立する
全国に絶大な支配力を持つ、平氏一党の棟梁
鎮守府将軍。奥州藤原氏を束ねる王。義経の力を認め、保護していた
藤原秀衡の家臣。元武士であり、かなりの切れ者。義経を奥州まで導いた
製品名 | 遮那王 義経 源平の合戦(1) |
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著者 | |
発売日 | 2007年11月16日 |
初出 | 『月刊少年マガジン』2007年8月号~10月号 |