遮那王 義経 源平の合戦(1)

遮那王 義経 源平の合戦(1)
著者
  • 沢田 ひろふみ

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内容紹介

時は平安時代末。旅芸人の少年・漂太は自分と外見が瓜二つの牛若丸(源義経)の身代わりを依頼された。二人の数奇な運命がここに始まる!!


刻は治承四年(1180年)。奥州平泉を一人の密使が訪れる。それが、逞しく成長した義経の新たな運命の幕開けだった。源義経、今こそ歴史の表舞台へ!! 圧倒的なスケールで送る平安歴史絵巻。激動の新章突入!!

登場人物紹介

  • 源 義経

    本名は漂太。元は旅芸人だったが、自分と瓜二つの牛若丸と入れ替わり、以後、源義経として生きていくことになる

  • 武蔵坊弁慶

    義経最初の家臣。己の鬼のような容姿に恐れを抱かず接してきた義経に忠義を感じ、尽くすようになる

  • 伊勢三郎能盛

    山賊として生きてきたが、義経と出会ってその家臣となる

  • 佐藤 継信

    藤原氏の右腕として奥州を守った武人。義経の魅力に惹かれ、その家臣となる。しかし、義経を庇い戦死

  • 佐藤 忠信

    義経の家臣となり、兄・継信と共に随行する。義経を守るために自害した

  • 嵯山 直平

    元は平家側だったが、義経の器の大きさに魅了され仕えることに

  • 源 頼朝

    義経の兄であり、源氏一党の長。平家打倒を果たすが、義経と後白河法皇が接近するにつれ、義経との仲が悪くなる

  • かすみ

    暗殺家業から抜け出すため、吉次の下に身を寄せる。以後、義経を影から守る。名目上、義経の本妻になっている

  • 静御前

    京で一番の白拍子。本名はりん。義経が旅芸人だったころに同じ軒下一座にいて、彼を慕っている幼馴染み

  • 鷲尾 三郎

    自分のことを「ワッシー」と呼ぶ。義経のことが好きな見た目は可愛い女の子(実は男)。弓の使い手

  • 金太

    義経のことを元旅芸人の漂太だと知っている子供の頃の友達。うっかり頼朝の前で義経の正体をバラしてしまう

  • 後白河法皇

    平家討伐のため義仲を利用する。それが義仲と頼朝の対立が激化する原因に。義仲亡きあと、平家討伐に貢献した義経に検非違使の位を与える

  • 平 教経

    清盛の甥。一騎打ちで己を破った義経に強い拘りを持つ。平清盛の死に義経が関わっていると疑念をいだき、彼のことを執拗に狙う平家一の武芸者

  • 源 義仲

    豪胆無比な源氏第三の男。父を源義朝に殺されたことから、その子である頼朝、義経を恨み対立する

  • 平 清盛

    全国に絶大な支配力を持つ、平氏一党の棟梁

  • 藤原 秀衡

    鎮守府将軍。奥州藤原氏を束ねる王。義経の力を認め、保護していた

  • 金売り 吉次

    藤原秀衡の家臣。元武士であり、かなりの切れ者。義経を奥州まで導いた

製品名遮那王 義経 源平の合戦(1)
著者
  • 沢田 ひろふみ

発売日2007年11月16日
初出『月刊少年マガジン』2007年8月号~10月号

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