著
東風 孝広
「カバチ」とは広島弁で、文句や屁理屈のこと。法を知れば、それまで泣き寝入りしていた人もカバチをタレて(言って)、自分たちの生活を守ることができるのだ。 主人公の田村は、行政書士の大野と出会ったことでそのことに気づき、大野事務所に入所した。そんな田村が補助者として積んださまざまな経験を綴ったのが前作『カバチタレ!』。そして、試験に合格し晴れて行政書士となった田村が、新たに登場する女行政書士・住吉美寿々とともに、これまで以上にカバチをタレるのが『特上カバチ!!─カバチタレ!2─』である。
酒屋の朝顔儀介はもの忘れがひどくなるばかり。心配した息子夫婦は田村に任意後見契約を依頼する。田村は儀介の商売を応援しようとするが、息子は自分が事業融資の保証人にされてたことを知って激怒。以来、息子夫婦は父をいじめはじめた!成年後見編(前編)スタート!!
製品名 | 特上カバチ!!-カバチタレ!2-(13) |
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著者 | |
発売日 | 2008年06月23日 |
初出 | 『モーニング』2008年6号~8号、10号~17号 |