著
秋山 はる
デビュー作『すずめすずなり』からコアな支持を獲得して
きた秋山はるが、女性作家ならではの視点と感性で取り組
んだテーマは、”恋愛”。揺らいで軋む心と性を、細やかな
描写で紡ぐ話題作。
”売れなかったアイドル”という過去から好奇の目と中傷にさらされ、高校生活に自らピリオドを打った宮下雪乃。ひとりの女として見てほしい。誰かに求められたい。そう願いながら孤独な日々を送る彼女の前に現れたのは、かつてミュージシャンとして活動していたという女性──岩井節子。そしてふたりは距離を狭め、肌に触れ合い、恋に落ちる。
製品名 | オクターヴ(1) |
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著者 | |
発売日 | 2008年08月22日 |
初出 | 『アフタヌーン』2008年3月号~8月号 |