著
弘兼 憲史
初芝五洋ホールディングスの初代社長に就任した島耕作のもとに、子会社である初芝電子部品が、独立を狙って莫大な資金調達を行っているという情報が入る。そこには、かつて社長候補と呼ばれた男の、意地と誇りがあったーー。そして個性豊かな女性秘書たちに支えられながら、“社長”島耕作の世界市場への挑戦が始まる!
JR東日本 × 島耕作
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初芝五洋ホールディングスの社長に就任し、ブランド戦略として社名を新たに「TECOT(テコット)」へと一新。経営者として数々の難局に果敢に立ち向かう
島の恋人で公私共によき理解者。活発で行動力があり、芯の強い女性。テコットの個人大株主であり、母親は筆頭株主でもある
初芝五洋ホールディングス設立に伴い会長となった。豪快で義理人情に厚く、島の良き相談役として彼をサポートしている
島の元秘書の中国人女性。聡明でパワフルな性格の持ち主。後に万亀と結ばれ、家族の大反対を押し切って結婚。その時に名前を「万亀萌」と改める
テコット秘書室長。穏やかな人物で、島の日々の業務を支えている。非常に恐妻家で、妻は元女子プロレスラー
テコット社長秘書の一人。外務省勤務の経験を持ち、ロシア語が堪能。空手経験もあり、白鳥の妻とは激闘の末に仲良くなる
上海テコットの董事長。エリートの出自ではないが、現場の苦労や問題点をよく理解しており、島からの信頼も厚い
テコット常務。五洋電機時代に若くして社長に抜擢され、液晶テレビと電池部門を大きく発展させた実績がある。胆力・判断力・決断力を島に買われている
テコット専務。島の補佐役で重要事項の決定には必ず彼から意見を求められる。理論派で分析力に長けている
中国大手家電メーカー「出発(チューファー)集団」のCEO。島とはテコットとの合弁事業など業務提携を機に親密になり、プライベートでの付き合いも持つように
テコットとはライバル関係にある韓国のソムサングループCOO。差別を受けた経験から日本を嫌っているが、個人としては島を尊敬し、一目置いている
元は出発集団にいたが、追放された後に裏社会の住人となり、奚錦梅(けいきんばい)と名乗り国際ビジネスの交渉人として暗躍している
探偵事務所を構え、島が表立って動けない部分の調査等の依頼を引き受けている。通称「グレさん」
民自党の衆議院議員。中国との外交問題解決を機に親交を深めるようになり、政治的な局面での協力者となる。父は元総理大臣
製品名 | 社長 島耕作(1) |
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著者 | |
発売日 | 2008年10月23日 |
初出 | 『モーニング』2008年26号~28号、30号~32号、34号~32号、34号~36・37合併号、39号、40号 |