著
樹 なつみ
死者に寄生し、人の負の生気を喰らう吸血鬼、それが「ヴァムピール」。
普通の高校生、水沫伶(みなわりょう)は不慮の事故で臨死を経験するが、その間にヴァムピール、バロンと不完全な同化をしてしまい、「半死人」としてよみがえってしまう。ヴァムピールや幽霊との接触が可能になり、その日から伶の生活は激変する。
そんな彼の前に現れた少女、北杜笙(ほくとしょう)。彼女は……。
人間の心の闇を描くサスペンス・ファンタジー!
伶の肉体を狙うヴァムピール、「男爵(バロン)」は完全同化(ミックス)を迫る! それは、限りなく永遠に近い人生と万能の力と引き換えに、人間であることをやめることを意味する。悩む伶は、狡猾な「男爵」の口車に乗ってしまうのか!?
製品名 | ヴァムピール(3) |
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著者 | |
発売日 | 2009年04月23日 |
初出 | 『月刊アフタヌーン』2008年9月号~2009年3月号 |