弑逆契約者ファウスツ（４）　＜完＞

とある山奥の病院に転院してきた、若き数学の天才・田宮六登。神父が院長を、修道女が看護師を務めるその病院では、ある「本」を解読するために、田宮の他にも様々な分野の天才が集められていた。「解読」＝「不死」と信じられる本の正体とは？　「哲也」の星野泰視がおくる未体験サスペンス！！


「本」のページを集める為に悪魔の係わってそうな事件を見つけ、解決に乗り出すロクト。偶然、本屋で見つけた悪魔はショボすぎて捕獲ができない！？　そいつから貰った情報で、ひとつだけ特別なページがあることを知る。そこに封印された悪魔は最も強く、全てのページを集める鍵になるという。強力な分、最も強い欲望に引かれるそのページは、凶悪犯の収容施設へ流されていた‥‥。クリムゾンサスペンス、壮絶なクライマックス！！