著
こやま ゆかり
夫・敦司の浮気相手の仲人をすることになった真琴(30歳)は、式当日、最後の妻のプライドとして、背筋を伸ばして入場する。その姿は新婦すら圧倒するオーラを放っていた。式の後、カメラマンが声をかける「あなた変わりますよ」。真琴は美の再生を賭け新しい扉を開く!
浮気した夫を見返すためプロモデルを目指すが、紗良の策略により挫折。しかし美鈴の死をきっかけに復帰、離婚しシングルマザーとなってモデルの頂点を目指す
雑誌「VENUS」で茜子と人気を二分するトップモデル。真琴や他のモデルたちを陥れ、美鈴の死の原因も作った。その原動力は実母に認められたいという欲求
「VENUS」の人気No.1モデル。真琴にモデルの素晴らしさを意識させてくれた人物で、真琴の挑戦を応援してくれている。認知症の母の介護をしている
真琴のモデルとしての才能を見抜き、その魅力を最初に引き出した売れっ子カメラマン。つねに真琴を応援し励ましてくれ、彼女の離婚後に付き合い始める
真琴の夫でやり手の銀行マンだが、仲人を頼まれた部下の婚約者と浮気。家事と育児は主婦の仕事と考え、家のことは一切しない。真琴と離婚後に家庭的な女性と再婚
真琴が所属する弱小モデル事務所・ウェイヴの女社長。美鈴の死で一度は事務所を畳もうとするが、真琴の復帰で思いとどまり彼女の売り出しに奔走する
「VENUS」の新編集長。一見、人当たりが良さそうだが、かなりやり手。部数を伸ばすために、あえて真琴と紗良を競わせるなど思い切った方策に出る
ウェイヴに所属する真琴の先輩モデルで親友。「VENUS」で頭角を現すが不用意な一言で紗良の逆鱗に触れる。紗良の嫌がらせから深酒をし、事故死してしまう
大手化粧品メーカー・美生館の副社長で、次期社長候補の御曹司。紗良の色香に惑わされ結婚するが、マザコン気味のところがあり、母親には逆らえない
真琴と敦司の長女。真琴の仕事がきっかけで学校でいじめにあったりもしたが、それを乗り越え、母親の夢を応援してくれている
真琴と敦司の長男で、愛理の弟。天真爛漫で明るいが、小学校就学前でまだまだ手のかかる年頃
製品名 | バラ色の聖戦(1) |
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著者 | |
発売日 | 2010年02月12日 |
初出 | 『Kiss』2009年No.19~No.23 |