著
高橋 ツトム
高橋ツトムの原点作にして出世作! ハードボイルドの金字塔が8年間の沈黙 を経て、ついに封印解除!
「ディアブロ」=「悪魔」の刻印と共に、伝説的刑事・飯田響也が再び銃を取る!
より重厚に、圧倒的な緊張感で描かれる犯罪。世紀をまたいでもなお、人の「殺意」は変わらない――。
ある孤島で起きた、島民大量不審死事件。失明し、長らく現場を退いていた新宿署刑事・飯田響也の前に現れた、石川県警刑事・木暮は、飯田に捜査協力を持ちかける。――己の角膜と、引き換えに。
元新宿署の刑事。円錐角膜で視力を失い、引退状態だった。しかし角膜を提供した木暮のおかげで視力を取り戻し、彼の依頼である天座島の不審死の捜査をすることになる
裏社会で活躍していて、響也と木暮の仲介役を務めた人物。響也の捜査にも協力的で、何かと彼をサポートする
石川県警の刑事。彩を介して、響也に島民のほとんどが死んだ天座島の不審死事件の捜査を依頼する。その交換条件として響也が患う円錐角膜治療のドナーとなる
加藤太と名乗っていた天座島の小学校の用務員。祖国で流行中の新型インフルエンザワクチンを日本で作ってもらうために、島にウイルスをまき、島民のほとんどを感染によって殺害する
木暮の妹の娘で10歳。再び平和に暮らすため、天座島で生き残った人たちで建国したバローマ王国の女王になる。そのために朴を夫とし、頼りにする
医師。響也とは昔馴染で彩ともつながりがある。木暮が角膜を提供すると申し出たため、響也の円錐角膜の手術をすることになる
響也の元同僚。彼に依頼され、島民の不審死やバローマ王国の建国など異常な環境にいた玲奈がその後、社会に溶け込めるように面倒をみることになる
記者。社会の裏情報に詳しく、木暮と彩を引き合わせるほか、響也の捜査に協力する
製品名 | 地雷震 ディアブロ(1) |
---|---|
著者 | |
発売日 | 2010年02月05日 |
初出 | 『good!アフタヌーン』2009年#01、#02~2009年#06 |