著
秋山 はる
デビュー作『すずめすずなり』からコアな支持を獲得して
きた秋山はるが、女性作家ならではの視点と感性で取り組
んだテーマは、”恋愛”。揺らいで軋む心と性を、細やかな
描写で紡ぐ話題作。
誰かから愛されたい──そう願っていた宮下雪乃。そんな彼女を見つけた、岩井節子。体を重ねることから始まった、ふたりの恋。おぼれるように求め合う日々はいつしか色を変え、ふたりはふたりの未来を思い描く。そして芽生えたすれちがいに、かたくなになるふたり──自分の心は、誰よりも自分がわかっているのに。
製品名 | オクターヴ(5) |
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著者 | |
発売日 | 2010年08月23日 |
初出 | 『アフタヌーン』2010年3月号~7月号 |