著
羅川 真里茂
「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!!
少女漫画界を牽引し続ける作家、羅川真里茂が次に飛び込んだフィールドは少年漫画。テーマは『津軽三味線』。「ずっと描きたかったテーマ」と羅川真里茂が語る、壮大な“自らの音を探す旅”がここに幕を開ける。貴方の音もきっと見つかる。
津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた津軽三味線奏者・澤村 雪(さわむら せつ)。師でもあった祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪だが、様々な人々と出逢いながら今、自らの音を探す旅を始める。
※ 第36回講談社漫画賞 少年部門 受賞
祖父が弾く津軽三味線の音を聞いて育った奏者。自分の音を探して上京。STCというユニットでアルバムをだし活動中
雪の祖父であり、津軽三味線の師匠。知る人ぞ知る全盲の三味線奏者
雪の兄で同じく津軽三味線奏者。生真面目で弟思い
雪と若菜の母親。ビューティ関連会社梅丸の経営者で女社長。毎月100万円を実家に仕送りし、子育ては父にまかせきりだった
雪が下宿するたぬきち食堂を経営する山野寅治の娘。雪に淡い好意を寄せている
雪が下宿するたぬきち食堂を経営している。脳梗塞で倒れた。店に復帰するため、リハビリ中
青森出身の津軽三味線奏者でSTCのメンバー。小学校時代から雪をライバル視している
大阪出身の津軽三味線奏者でSTCのメンバー。派手ではないが正確な演奏をこなし、男女ともにファンが多い
福岡出身の津軽三味線奏者でSTCのメンバー。演奏は荒々しく独創的。目立ちたがり屋でもある
ルックスと実力で人気を博す三味線奏者。雪が通っていた梅園学園が母校で、デビュー前から雪の実力を知っていた。本名は緒方洸輔
津軽三味線神木流の家元で、舞の父。だが舞は養子で、雪の実の父親。松吾郎の音を手に入れたいという思いから、雪に神木流を継がせたいと考えている
美しい映像を撮るが、見る人を選ぶ(選びすぎる)といわれる映画監督。アイデンティティを曲げることはしない信念の強さを持っており、雪の演奏を聴き、短編映画の楽曲にとオファーを送る
ヤンコビッチのパートナーであり、プロデューサー。彼の手綱を握れる唯一の人物でもあり、信念を尊重している良き理解者
梶がその歌声に惚れ、練習時の伴奏を願い出た民謡の唄い手。さっぱりとした性格で、青春真っ只中の彼を少なからずよく思っている
アメリカのやり手音楽プロデューサー。毎年2月に全世界に配信されているエンターテイメント番組を手掛けており、その番組のゲストに雪と若菜を推す
製品名 | ましろのおと(1) |
---|---|
著者 | |
発売日 | 2010年10月15日 |
初出 | 『月刊少年マガジン』2010年1月号に読み切り(=Track0)として掲載ののち、2010年5月号より連載開始。今巻には、2010年6月号までの掲載分を収録。 |