著
鎌谷 悠希
少年は、音の中で世界と語る――。
天使の声・ボーイソプラノを持つ少年ゆたか。泣き虫だけど繊細で感受性豊かな彼は、中学校入学と同時に合唱部の門を叩く。「学校」という舞台で、少年少女がときに戯れ、ときにぶつかり合いながら響かせる、失われゆく日々のハーモニー。
天使の歌声“ボーイソプラノ”を持つ少年・蒼井由多香(あおいゆたか)。音に対して繊細で感受性豊かな彼は、中学校入学と同時に合唱部に入部。ゆたかの声に触発されて、部員たちはコンクールの金賞を目指す――。
音に対して繊細で感受性豊かな天使の歌声を持つ少年。中学校入学と同時に合唱部に入部
由多香の友達。心よりもずっと早く成長した自分の身長がコンプレックスだった
合唱部副部長。「歌う理由」を探している。市民劇団にも所属している
合唱部部長。合唱コンクールで金賞を獲ることを目標にしている、まじめな頑張り屋
引っ込み思案な合唱部部員。少しずつ自分の想いを声にだせるようになってきた
町屋に憧れを抱く合唱部部員。自分の声を嫌い、本当はもっと低音のバスパートを歌いたいと思っている
由多香の兄。昔は歌を歌っていたが、今は自由気ままに世界中を旅して回っている
ロシアで有名なボーイソプラノ歌手の少年。変声を迎え、歌うことに悩むが……
製品名 | 少年ノート(1) |
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著者 | |
発売日 | 2011年06月23日 |
初出 | 『モーニング・ツー』2010年40号~2011年44号 |