著
湖住 ふじこ
戦国の世、尾張を治める織田信長は、若干17歳にして、戦国大名としての頭角を表していた。その信長が最も大事に想う存在――それは双子ゆえ忌み子として里子に出された妹・花梨。乱世を平定し、花梨が幸せに暮らせる太平の世「天下布武」を実現させるのが信長の夢だった。しかしその夢は、敵の奇襲により志半ばで絶たれてしまう。絶望する花梨に家臣から信長の影武者として生きて欲しいとの申し出が…。花梨は兄の夢を継ぐため、ある恐ろしい契約をする…! 戦国の世を新しく描く、ドラマチックストーリー!
亡き兄・織田信長の遺志を継ぎ、影武者として生きる花梨。悪魔の契約に反し、血を流さずに”天下布武”を成し遂げようとする彼女の下には、その人柄に惹かれ若き武将たちが集まりはじめていた。しかし、そんな花梨の考えを明智光秀は真っ向から否定する。花梨の力に疑問を持ち、その秘密を探ろうと暗躍する光秀。一方、安芸の雄、毛利輝元の魔の手が花梨に忍びよろうとしていた…!!戦国系青春ストーリー、衝撃のクライマックス!
製品名 | 戦国ブラッド~薔薇の契約~(4)<完> |
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著者 | |
発売日 | 2013年03月07日 |
初出 | 『ARIA』2012年10月号~12月号、2013年1月号・2月号 |