著
ハロルド 作石
伏見紀人の学園生活は退屈そのもの。だが彼には、「漫画家になる」という夢があった。やってきた夏休み、渾身の一作を携えてあこがれの雑誌「トーラス」編集部を訪ねるも、評価はボロボロ‥‥。落ち込む伏見だったが、夢に懸ける思いは捨てず、ひたすら漫画に打ち込むのだった。
一方、不思議な力をもつ少女・石堂 凛。彼女もまた、自分の居場所を見つけようともがく日々を送っていた。
伏見と凛――ふたりが出会うとき、壮絶な運命の扉が開く!!!
伏見紀人の学園生活は退屈そのもの。だが彼には「漫画家になる」という夢があった。やってきた夏休み渾身の一策を携えて憧れの「トーラス」編集部を訪れるも評価はボロボロ。落ち込む伏見だったが、夢にかける思いは衰えない。一方不思議な力を持つ少女・石堂 凛。彼女もまた自分の居場所を見つけようともがく日々を送っていた。伏見と凛、二人が出会うとき、壮絶な運命の扉が開く!!!
漫画家を志す男子高校生。ペンネームは伏見キノスケ。担当の武藤の意見に従い、お色気漫画を描き始めたことで評価を高めていく
紀人と同い年の美少女。強い霊能力がある。『トーラス』のグラビアへの登場を機に講談社と繋がり、沢村賞の授賞式で紀人と出会う
紀人のクラスメイト。プロポーションも良く美少女で、男子生徒からの人気も高い。紀人からもほのかな恋心を抱かれている
紀人と同学年で、沢村賞で最優秀賞を取った天才新人漫画家
遅咲きの新人漫画家。紀人と同じく、武藤が担当に付いている。アシスタント歴が長く、業界の先輩として紀人にアドバイスをくれる
講談社の人気漫画雑誌『トーラス』の編集者。沢村賞で受賞した紀人や西口、紀人が尊敬する水野亨らの担当
少女漫画界の大物漫画家。沢村叡智のファンで、彼が死の直前に残した言葉「トーラス」に強い関心を持つ
紀人が1番尊敬する漫画家。プロ意識が高く、自分が良いと思ったものしか載せないために作品数は多くないが、高い評価を得ている
紀人の親友。女好きでお調子者だが、悩む紀人を外に連れ出しては気分転換させてくれる友達思いの面もある
日本漫画界の巨匠。すでに他界している。彼の名前を冠した新人賞・沢村叡智賞は、新人の登竜門といわれている
紀人の夢に現れて、謎めいた予言を残していく八咫烏のような着ぐるみを着た人物
紀人がクラブで出会った流れの占い師。その後も何度か紀人の前に現れ、預言めいた発言を残していく
製品名 | RiN(1) |
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著者 | |
発売日 | 2013年05月17日 |
初出 | 『月刊少年マガジン』2013年1月号~3月号 |