著
押切 蓮介
山に生まれ棲むマタギの少女・椿鬼(ツバキ)。人間たちの醜い所業が山を穢すたび、彼女はシロビレ(村田銃)を手に彼らの前に姿を現す。その瞳に深い哀しみの色を湛えて──。
「山と人のために生きよ」──父の遺した言葉を胸に生きてきた椿鬼に突然訪れた普通の少女としての日々は、彼女に別の生き方への迷いを生じさせる。山の娘は町の少女として生きる道を選ぶのか!? 鬼に転じて鬼を討つ又鬼少女譚、ここに完結。
製品名 | ツバキ(3) <完> |
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著者 | |
発売日 | 2013年08月09日 |
初出 | 『NEMESIS』(講談社)2012年No.9、No.10、2013年No.11~No.13 |