著
由貴 香織里
世界有数の財閥、久遠寺家。同家の月に一度のしきたり「いかれたお茶会(マッド・ティー・パーティー)」で9人の兄妹が一堂に会する中、母・織雅(オルガ)は突然告げる。「今から兄妹で殺し合いをしてほしいの」。混乱の中、理性のたがが外れた四女・ステラは、金色の髪、青い服をまとった美しき少女へと変貌を遂げる――!! さあ、「いかれたお茶会」をはじめましょう――。
世界有数の財閥、久遠寺家。同家の月に一度のしきたり「いかれたお茶会(マッド・ティー・パーティー)」で9人の兄妹が一堂に会する中、母・織雅(オルガ)は突然告げる。「今から兄妹で殺し合いをしてほしいの」。混乱の中、理性のたがが外れた四女・ステラは、金色の髪、青い服をまとった美しき少女へと変貌を遂げる――!! さあ、「いかれたお茶会」をはじ
久遠寺家の四女。長男の是乃とともに久遠寺家に引き取られる。是乃のことが好き。実は織雅が産んだ双子のひとりだった
ステラの理性のたがが外れ、現れたもうひとりの人格。本当はかつて魂だけ抜き取られ、ステラに宿った戦魂
久遠寺グループの総帥であり、兄妹たちの義母でもあり、他人の魂が糧となる屍喰鬼の女王。実は、実子を産んではいけないというルールを破っている
ステラをストーキングする黒兎の長・九重の孫。本物の是乃は月兎の中の人格のひとりだった。織雅の実子の心臓を移植された過去が明らかに
久遠寺を護る黒兎の頂点である三本柱のひとり。織雅がずっと想いを寄せている相手
久遠寺家の長男。志度に殺害されたが、蘇る。実は5年前に本物を殺し、入れ替わった偽物。本名は灰。久遠寺と敵対している鷲宮教団のスパイだった
久遠寺家の次男。付近で起きていた殺人事件の犯人。「血塗れアリス」へと豹変したステラに殺された
久遠寺家の三男。海の双子の兄。明るく、奔放な性格。弟の仇を討つためステラと戦うも敗れ、自ら死を選んだ
久遠寺家の四男。海の双子の弟。女装をし、ステラとは犬猿の仲。彼女と決闘の末、死亡
久遠寺家の五男で末っ子。まだ幼く、紅亜に面倒を見てもらっていた。織雅の実子で人形や死者に魂を宿す能力を持つ
久遠寺家の長女。古風なしゃべり方と華美な服装とは裏腹に圧倒的肉体の強さを持つ。アリスに殺されたが織雅が蘇生させた
久遠寺家の次女。爬虫類好きのオタク。恋人・イオと一緒に久遠寺家からの脱出を図る
久遠寺家の三女。ステラと仲良しの姉。ステラと決闘の後、是乃に殺された
鷲宮教団の信者。厘流ことが好きで、久遠寺家からの脱出を手伝う
鷲宮教団の宗主。かつて織雅にそそのかされ、瀕死のレイジナの心臓を食べたせいで、愛していた彼女に会えなくなったことを恨んでいる
世羽が心臓を食べてしまったため、彼とひとつの体を共有している。彼女が起きているときは世羽が眠っているため会うことができない
織雅の夫でもあり、義弟でもある。久遠寺家の兄妹たちの義父。反抗すると虐待されるため、織雅の言いなりになっている
是乃のふりをした灰の弟のような存在。飛行機事故のことを知っている
久遠寺を護る黒兎の頂点である三本柱のひとり。アリスに戦い方を教えた師
久遠寺を護る黒兎の頂点である三本柱のひとり
製品名 | 架刑のアリス(1) |
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著者 | |
発売日 | 2014年06月06日 |
初出 | 『ARIA』2014年3月号~6月号 |