著
くまだ ゆか
主である光秀から下された命は「信長を殺せ」。ほたるは忍びの身でありながら、夢をみることを教えてくれた信長への恋心を自覚してしまう。一方、信行と結託した光秀は、そんなほたるに毒薬を渡し……!? 主の命かおのれの心か。くのいちとして生きるひとりの乙女の儚き恋の行方は――!?
伊賀の里のくのいち・ほたるは、信長の腹心・明智光秀に雇われ、光秀の妹姫に扮して、信長の命をつけ狙う曲者の正体をさぐることに。信長と交流を重ねるうちに徐々に信長に惹かれていくほたる。首謀者が信長の弟・信行だったことを突き止め、急ぎ光秀に報告すると、「信長を殺せ」というとんでもない命令を下された上に、光秀と信行が結託してしまう。混乱の中、信長への恋心を自覚してしまったほたるは――!?
製品名 | 下天の華(3)<完> |
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著者 | |
発売日 | 2014年10月07日 |
初出 | 『ARIA』2014年5月号~10月号 |