著
寺沢 大介
関口将太の成長を描いた『将太の寿司』より15年。
回転寿司の隆盛、世界的な寿司ブームとそれがもたらしたマグロの奪い合いと漁獲制限。
時代はめぐり寿司を取り巻く状況も大きく変化する中、鳳寿司では二人の将太が修業していた。
佐治安人の息子・佐治将太。関口将太の息子・関口将太朗。
ひとりはパリに向かい。ひとりは日本で腕を磨きつづける。
世界を股にかけた若武者たちの成長と奮闘を巨匠が描く、青春寿司エンタ!!
伝統的な寿司文化衰退を恐れた寿司協会は、政府と手を組みクールジャパンの旗艦寿司店『瑞穂』設立を決定。未来を担う若手寿司職人からメンバーを選抜することになった。しかしマグロ哲の息子・清水健一郎や紺屋碧悟の息子・紺屋翠など参加者は曲者ぞろい。次世代の寿司職人たちの信念と覚悟が詰まった『瑞穂』選抜試験で将太たちは何を得るのか。そして寿司の未来は――。巨匠が描く青春群像寿司活劇、ついに大団円!!
製品名 | 将太の寿司2 World Stage(4)<完> |
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著者 | |
発売日 | 2015年06月23日 |
初出 | 『イブニング』2015年1号~10号 |