著
高橋 しん
不良なのにイジメられっこ、実は「超能力者(エスパー)」の翼。
口のきけない雪の「うた」が聴こえるのは、彼にだけ。
寂れた温泉街で、ふたりの物語が重なり始める‥‥。
雪の高校生活最後の演奏会が始まる。それは雪と彼女を虐待してきた父親との決着の場でもあった。父親よって失った記憶の演奏の中で取り戻していく雪。よみがえる喜びと悲しみの思い出の中で立ち尽くす雪。一方で危篤状態の雪の祖父に付き添うツバサは雪の音を祖父に届けようとするが‥‥。雪空に奇跡の音が響く時、雪国に別れの春が訪れる。感動の物語、ついにグランドフィナーレ!!
製品名 | 雪にツバサ・春(8)<完> |
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著者 | |
発売日 | 2015年10月06日 |
初出 | 『ヤングマガジン』2015年第1号、第7号、第9号、第10号に掲載された「雪にツバサ」に加筆・修正して収録した。 |