著
ヤマシタ トモコ
2055年。わたしたちの町・花井沢町は、ある事故に巻き込まれ外界から隔離されてしまいました。どこにも行けず、誰もやってこない。いずれ滅びるこの町で、わたしたちは今日も普通に生きています。焼き立てパンが食べたい! パン屋を目指す女の子。閉ざされた町で、「どこにでも行ける魔法のじゅうたん」――小説を書く作家。望まない妊娠をし、子供を身ごもった女性の慟哭。町で起きる喜びと悲哀を、静かにつづる連作集。
製品名 | 花井沢町公民館便り(2) |
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著者 | |
発売日 | 2016年01月22日 |
初出 | 『アフタヌーン』2015年5月号~7月号、10月号、12月号、2016年1月号 |