著
高橋 ツトム
父親は殺人罪で服役中。兄も殺人で捕まった“殺人一家”の次男、石田凌駕。凌駕本人にも兄が捕まった殺人の関与が疑われている中、獄中の父親の「指令」のもと、ボクシングのプロテストに挑むーー。『地雷震』、『爆音列島』、『スカイハイ』の高橋ツトムが圧倒的筆致で描く、漆黒の拳闘ノワール!
父親は殺人罪で服役中。兄も殺人で逮捕された「殺人一家」の次男。兄が起こした事件への関与が疑われ、マスコミが身辺を騒がせるが、獄中から届く元ボクサーの父親の手紙を信じ、天性の拳闘能力で世界チャンピオンを目指す
新葉社の雑誌「HOTSHOT」の編集者。ボクシングには詳しくなく、取材の場で凌駕と最悪の初対面をするも、徐々に凌駕の才能と強さに魅せられていく
元プロボクサーで、凌駕を世界チャンピオンにするために全てを捧げてきた。殺人罪で服役中。凌駕へ手紙を書き続け、ボクシングのコーチをし続けている
凌駕の所属するクロキボクシングジムの会長。赤字経営なので普段は八百屋をしている。なにかと凌駕を気にかけ、行く末を案じている
ジムの手伝いをしている大学生の女の子。試合前の凌駕食事管理を務め、セコンドとして試合にも同行もする。石田家の事件の事情を知る一人
凌駕の兄。幼い頃から凌駕と一緒にボクシングを叩き込まれてきた。優しい兄だったが、子供の頃のトレーニングで凌駕に脳を壊されてしまい、その後、殺人罪で逮捕されてしまう
凌駕と同い年の元キックボクシング「SPARK」フェザー級チャンピオン。自分と同等の力量を持つ凌駕と戦うためにキックを辞め、ボクシングへ転向する
茂を引退に追い込んだボクサーで、東洋まで上り詰めた。引退後、酒浸りになっていたが、凌駕の状態を服役中の茂に頼まれ凌駕のトレーナーになる
巨大な政治力を持つ帝国ジムの経営者。レオンとの試合で凌駕に商品価値を見出し、プロモーターとなる
製品名 | BLACK‐BOX(1) |
---|---|
著者 | |
発売日 | 2016年01月22日 |
初出 | 『アフタヌーン』2015年8月号~12月号 |