著
内海 八重
“罪”には“罰”を。ならば少年たちの願いは、裁かれるべきなのか──。 さえない高校生・信太郎。彼と幼なじみの4人には、他の誰にも知られてはならない宝物があった。それは暗い洞窟に眠る、5年前に彼らが犯した大罪の証拠……。高校2年の夏、彼らの秘密に忍び寄る影が。姿なき敵の暗躍に、5人の距離が変わり始める。 とっくに血に染まったその腕で、秘密と友情は守り抜けるのか。 美麗な筆致で綴られる新世代のクライム・サスペンス開幕!!
11歳の夏、人を殺して、洞窟の奥に死体を埋めた。それから毎年、5人の幼なじみは、夏休みの夜に儀式をする。罪を忘れず、友情を裏切らぬための儀式を。そして5年。16歳の夏。白骨化した死体。暴かれる嘘。姿のない脅迫者。鳴り響く電話と、命の千切れる音。骨は腐らず、罪は朽ちず。――いま、地獄がはじまる。
特に何のとりえもなく学校では冴えないが、幼なじみの仲間内ではリーダー的存在
才色兼備な美少女。信太郎のことが好きだが、わけあって明と付き合っている
生徒会長を務める美少年で、信太郎を尊敬していた。謎の死をとげてしまう
昔はヤンキーだったが、今は真面目に勉強している。仲間の中では一番の常識人。遥が好き
可愛らしい小悪魔的存在で、信太郎を一途に想い続けている
製品名 | 骨が腐るまで(1) |
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著者 | |
発売日 | 2016年10月07日 |
初出 | 『マンガボックス』2016年第22号~第32号 |