著
堀内 厚徳
沖田宗次郎(沖田総司)、9歳。父親のいない少年は剣術道場「試衛館」に預けられ、兄弟子・嶋崎勝太(近藤勇)と運命的な出会いをする…。後に歴史上最強の剣客集団「新選組」を結成する少年達の涙と絆の青春時代。彼らは決してスーパーヒーローではなかった。何者でもない自分に悩み、社会に打ちのめされ、それでも仲間と共に夢を見た。この物語は「時代劇」ではない。一歩を踏み出せずにいる全ての少年達に贈る、「君の物語」。
のちの沖田総司。幼い頃、試衛館へ預けられ、嶋崎が憧れの存在に。新選組を結成した際、一番隊隊長になるも、次第にそのやり方に違和感を覚える
試衛館天然理心流。のちの近藤勇。元々は農民の出だが武士の養子に。新選組を結成し、局長となり、敵を倒していくうちに、暴走していく
勝太の幼馴染。彼と同じく試衛館天然理心流。武士に憧れていた農民の子。のちに結成された新選組では鬼の副長と呼ばれるように
津藩主・藤堂和泉守の隠し子。北辰一刀流。父への恨みを宗次郎に打ち明けてから仲良くなり、新選組にも参加したが、次第に疑問を持つように
徳川幕府を叩き潰したいという野望を持つ。刑が執行されて斬首される前に、自分の思いに賛同する人々に自身の野望を託す
牢屋敷で吉田松陰から聞いた宗次郎の存在を消したい一心で生きてきたが、剣を交えることで彼と友情のようなものが芽生える。のちに新選組に合流
幼い頃、下手人に捕われていたところを宗次郎に助けられ、彼とはそれから続いている仲。宗次郎とはお互い思い合っているがなかなか進展しない
井伊直弼暗殺の際に宗次郎たちと出会う。当時は暗殺計画側の味方だったが、時代は宗次郎たちが主役になると考え、新選組に合流。二番隊隊長に
永倉と行動を共にしていたため、彼と同じく井伊直弼暗殺事件の際に宗次郎たちと知り合い、新選組に合流。六番隊隊長
製品名 | この剣が月を斬る(1) |
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著者 | |
発売日 | 2016年09月16日 |
初出 | 『週刊少年マガジン』2016年第31号~第34号 |