著
森 恒二
彼女にフラれ生きている実感の乏しい青年タイガ。大学の文化人類学のゼミ仲間とオーストラリアへ卒業旅行に出かけた彼は偶然入った洞窟で観光ガイドにも載っていない古代の壁画を発見する。直後に起こった崩落からからくも逃れた彼らは入り口とは別の穴から外に出るがそこはマンモスや古代の巨大哺乳類が跋扈する世界だった。「ホーリーランド」「自殺島」リアルな人間を描かせたら右に出るもののいない森恒二の最新作。
大学の人類学ゼミの仲間と卒業旅行をしていたオーストラリアで太古の世界にタイムスリップしてしまう
ネアンデルタール人に襲われていたところをタイガに助けられた、ホモサピエンスの女性。優秀な狩人で、タイガと行動を共にする
タイガの友人で一緒にタイムスリップした。現代とのギャップを感じつつも、適応することに前向き
タイガの友人で一緒にタイムスリップした。現代への思い入れが強く、その気持ちからタイガと衝突することも
タイガの友人で一緒にタイムスリップした。人類学より古生物学が好きで、生物の知識が豊富。アウトドアのスキルがあり生物の解体も得意
ティアリの兄。タイガ達のことをよく思っていなかったが、一緒にネアンデルタール人と戦い勝利したことを機に、彼らを仲間と認める
タイガの友人で一緒にタイムスリップした。人類学で更新世を専攻していたため、太古の人類に詳しい
タイガの友人で一緒にタイムスリップした。原始時代のサバイバル生活に不安を感じ、タイガに自分を守ってほしいと頼む
タイガの友人で一緒にタイムスリップした。真面目で地味だが、マンモスを撮影しようとするなど豪胆な面も。太古の世界で牧畜をスタートさせる
第二次世界大戦下のドイツ人将校で少尉。原始時代にスリップし、ネアンデルタール人を率いてホモ・サピエンスに戦いを仕掛ける
第二次世界大戦下のドイツ軍曹長。クラウスらと原始時代にタイムスリップし、ヒトラーが提唱した“一つの民族による世界の統治”を実現しようとする
製品名 | 創世のタイガ(1) |
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著者 | |
発売日 | 2017年08月23日 |
初出 | 『イブニング』2017年8号~15号 |