著
山口 つばさ
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!
先輩の絵をみて絵を描く楽しさにハマり、東京藝術大学に現役合格。美術学部絵画科油画専攻として入学。努力型リア充
八虎と同じ予備校に通っていたが予備校を辞め独学で藝大現役合格。その才能と技術と孤高の性格は八虎を発奮させる
博識。常に“最強”を更新し続ける男。八虎のことを気に入って何かと絡んでくる。藝大入学前は柿ノ木坂の父に気に入られ、彼女の絵の先生をしていた
通称はっちゃん。八雲とよくつるんでいる。社会人時代の取引先が柿ノ木坂の実家で、藝大入学前から彼女と八雲を知っていた
八虎の同級生。広島出身で夏休みには元々知り合いだった八雲と鉢呂と実家の小屋で制作している。相撲が好き
八雲と美術予備校で出会い、彼を柿ノ木坂に絵の先生として紹介した。八雲よりも先に藝大に受かっていて、注目されはじめた矢先に亡くなった
理念を持ってアートや芸術運動をするアートコレクティブグループ「ノーマークス」の代表。超の付くマイペースだが博識でカリスマ性がある
「ノーマークス」のメンバーの一人。当たりがキツく、敵を作りやすい。不二と仲が良く、彼女の面倒を何かと見ている
2年次から八虎たち油画専攻の担当となった教授。20年近く教授をしており、藝大の副学長も務める大学内の実力者。八虎たちに様々な課題を課す
藝大1次試験で八虎の鏡を割った人物。藝祭では神輿隊隊長を務める
両親が東京藝大卒、姉が東京藝大在学と藝大セレブ。今は予備校で数ヶ月間彫刻科に転科し勉強中
藝大絵画科日本画専攻2年。桑名の友人で、八虎の予備校時代の同級生。予備校で唯一日本画専攻に現役合格した。愛称は“ふーちゃん
八虎と同じ予備校に通っていた。現在多摩美在学。美術館巡りなど人の作品を鑑賞するのが好き
女装男子で、通称ユカ。高校のときに八虎と同じクラスだった。美術部員で、八虎を美術部へ誘った
八虎が通っていた美術予備校の講師。体と声が大きい
八虎の高校時代の美術部での恩師。高校の美術の嘱託教員で、美術部顧問でもあった。絵画教室を主宰しており、八虎をバイト講師として雇う
製品名 | ブルーピリオド(1) |
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著者 | |
発売日 | 2017年12月22日 |
初出 | 『アフタヌーン』2017年8月号~11月号 |