著
入江 喜和
かつて姉の影響でバレエをやっていた伊沢ゆりあ50歳。現在は手芸教室の先生として地味ながらも幸せに暮らしている。そんなある日、物書きの旦那が渋谷のホテルで昏倒し、救急車で緊急搬送される。病院に駆けつけるとそこにいたのは旦那と見知らぬ美青年。診断はクモ膜下出血。緊急手術をし一命は取り留めたが、旦那はいっこうに目覚めない。そして後日、病院で再開した美青年の口から語られたのは信じがたい話で・・・・・・。
第45回講談社漫画賞 総合部門 受賞
大工の父と洋品店で働く母の間に次女として生まれた。自宅でフランス刺繍の教室を開いている。30歳で結婚。旧姓、長田
ゆりあの夫。もの書き。担当編集者だったゆりあに可愛いと告白し結婚。くも膜下出血で倒れ、最近意識が戻ったが寝たきり
イケメンのゲイで、吾良の恋人。深夜にゆりあから呼び出されたことがきっかけで、吾良の介護に参加することに
ゆりあの家に手すりをつけに来てくれた28歳の便利屋さん。ゆりあの刺繍教室に通うようになり、恋仲に。離婚したばかりだと本人も思っていたが、実はまだ離婚が成立していなかった
吾良の母。ゆりあ達と同居している。人見知りで、吾良のヘルパーが来るたび奥に隠れる
ゆりあの姉。夫も子供もいるが、現在18歳年下の男と恋愛中。口は悪いが、彼女の味方で、彼女が吾良の介護を引き受けるのを反対していた
吾良が倒れる前に面倒を見ていた女性。DV夫から逃げて暮らしていたが、子ども達とともにゆりあの家に同居し、吾良の介護に参加することに
小学3年生のみちるの娘。母が入院したため吾良を訪ねてきた。のちに母とともにゆりあの家に住むが、自分の状況を理解し気を遣っている
みちるの娘。姉のまにとともに吾良を訪ねてきた
吾良の妹。バツイチで独身。自称グッズデザイナー。稟久と結婚して、家からみちるたちを追い出そうと都合のいいことを考えている
伴ちゃんの息子。彼の名前がきっかけで優弥とゆりあが仲良くなった
優弥の父。息子がゆりあとできていると瞬時に見抜き、優弥にケジメをつけろと言いながら、ゆりあを牽制する
ゆりあとまにの通うバレエ教室の講師でゲイ。リクに惹かれており、家を飛び出した彼と付き合い始め、教室を辞めてしまう
優弥の離婚間近の妻。ゆりあに会いたいと言い出し、二人で会うことに。夫への愛情はないと言いながらも嫌いになった訳ではない模様
製品名 | ゆりあ先生の赤い糸(1) |
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著者 | |
発売日 | 2018年07月13日 |
初出 | 『BE・LOVE』2018年第5号~10号 |