著
多田乃 伸明
山神の嫉妬を買うという理由で、女性の入山が認められていなかった時代―――。少女のアモは、幼なじみで優秀なマタギのマンザとともに、密かに山に行って獣を狩っていた。ある日、2人が山でシシ(熊)を追っていると、マンザが巨大なサンショウウオの化け物に食われてしまう。その背後には好色な山神の陰謀が‥‥!? 『70億の針』の多田乃伸明が圧倒的筆致で描く壮大な歴史ファンタジー、開幕!!
人と神との間に産まれた落とし胤。マンザを取り戻すために神の使いを殺してしまったことから村を追放され、「鬼の又鬼」と呼ばれる流浪の猟師となる
アモと同じ村に育った少年。白蛇姿になった山神を助けたことから惚れられ攫われ幽閉されてしまう
鳥獣の守護者にして猟師の守護神である山神。マンザを拉致し、自分の夫にしようとしている
神の直轄地「天領」の統治者。人を創り、治めていたが、倦んでいく人間を見限り、天領をアモに滅ぼさせるよう仕向けた
製品名 | 鬼の又鬼のアモ(1) |
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著者 | |
発売日 | 2018年09月06日 |
初出 | 『月刊ヤングマガジン』2017年第10号~第12号、2018年第1号~第7号 |