著
磯谷 友紀
外国人客をもてなすことを嫌がった料理長が突然辞めてしまい、すべての料理人を失った「桑乃木」。しかし40人を迎える宴席の日が迫る。新聞取材も入っていて、もう断れない。いち日一人で多くのお客さんを捌き切ることができるのか…。一方、周の実家は相変わらず桑乃木を乗っ取る気満々で、その機会を虎視眈々と狙っていて…。昭和26年、京都の老舗料亭を舞台に繰り広げられる、年の差夫婦の美味なる恋物語、待望の第2巻!
料亭「桑乃木」の長女。戦争で夫を亡くし、今はホテルで働く料理人。卵料理が大好きな34歳
大阪のホテル経営者・山口家の三男。歯に衣着せぬ物言いで「桑乃木」の古さを批判する。19歳
「桑乃木」の料理長。いち日の父の代から料理長を務める
いち日の父方の叔母。「桑乃木」を守るためなら手段を選ばない
大阪でホテル業を経営する山口家の当主。桑乃木に資金援助しているが、ゆくゆくは乗っ取ろうと画策している
いち日の母。町子に比べると気弱なところがある
いち日の妹。山口家との結婚が嫌で、料理人と駆け落ちした
製品名 | ながたんと青と-いちかの料理帖-(2) |
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著者 | |
発売日 | 2018年12月13日 |
初出 | 『Kiss』2018年7月号~2018年9月号、11月号~12月号 |