著
安藤 なつみ
月日が経ち、光月庵に復讐を誓う七桜は、多喜川の力を借りて金沢に「花がすみ」をオープンさせた。光月庵を葬るため和菓子の選定会に勝負をかける七桜。一方、七桜への思いをようやくふっきった椿も再起。選定会会場でふたたび出会った二人に緊張が走る。しかし、椿の身体には異変が……。亡き母への気持ちと椿への偽らざる気持ち。二つの相反する感情が七桜を、そして椿を翻弄する!
幼いころ、母が働いていた和菓子屋で椿と出会う。ある事件で日常は一変し、15年後、椿と再会するが……
老舗の和菓子屋「光月庵」の跡取り息子。七桜の母親は彼の証言により逮捕される
椿の母。15年前に夫(椿の父)を亡くしてから、椿を当主にしようと必死になっている
光月庵の従業員。実家は能登の和菓子屋・しまや
長谷屋の三女。椿の元婚約者
製品名 | 私たちはどうかしている(9) |
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著者 | |
発売日 | 2019年04月12日 |
初出 | 『BE・LOVE』2019年2月~5月号 |