著
岩明 均
エウメネスは恋人・エウリュディケがフィリッポス王の第7王妃となること、自身が「王の左腕」に選ばれたことを知り、引退を決意する。その頃、どこか王子アレクサンドロスに似た男・パウサニアスが不穏な空気を漂わせていた。パウサニアスの過去には何が? そして彼はエウメネスとどこで交差する?
第16回手塚治虫文化賞 マンガ大賞 受賞
カルディアの有力者の次男として育つが、実は養子でスキタイ人。一度は奴隷に身を落とすが自由の身になり、旅の途中で出会ったフィリッポスの書記官となる
マケドニア王。商人を装い旅をしていた時にエウメネスに出会い、その知識や観察眼を気に入り、自分の元に来るよう誘う。冷徹だが子煩悩な一面も
フィリッポスとオリンピュアスの間に生まれた王子。文武両道で人柄もいい。ヘビのようなアザが顔にある。二重人格で、ヘファイスティオンという人格を持つ
アレクサンドロスの中にいるもう一つの人格。ヘビが嫌いで、彼の人格が表に出ているときは、化粧で顔のアザを隠している。主人格と異なり乱暴者
フィリッポスの第4王妃でアレクサンドロスの母。幼かったアレクサンドロスにフェファイスティオンの人格を植えつけた。邪魔者は排除しようとする冷酷な女性
エウメネスが居候しているマケドニア貴族・アッタロスの姪。エウメネスと恋に落ち結婚の約束をするが、突然フィリッポスの第7王妃になることに
カルディアの有力者。エウメネスの養父の側近だったが、ある事件を利用して主を殺害。それを糾弾したエウメネスの出自を暴露し、奴隷として売り飛ばす
エウメネスの元従者。エウメネスが奴隷に身を落とした後も、口調はぞんざながら世話を焼いてくれた。エウメネスをある事情から息子のように思っていた
ギリシアの哲学者。ペルシアにスパイ容疑で追われていた時にエウメネスと出会う。フィリッポスの肝いりで開校したミエザで、有能な若者の指導を行う
マケドニアの将軍でフィリッポスの腹心。マケドニア軍を支えるギリシア随一の名将で「王の左腕」と呼ばれる。王はその後継にエウメネスをと考えている
マケドニアの元老でフィリッポスの腹心。パルメニオンとともにフィリッポスを支えている。エウメネスの有能さに目をつけ、ある仕事を依頼する
マケドニア王宮の王宮護衛兵。アレクサンドロスと顔立ちが似ているが、獅子に襲われた大きな傷がある
製品名 | ヒストリエ(11) |
---|---|
著者 | |
発売日 | 2019年07月23日 |
初出 | 『アフタヌーン』2017年6月号、8月号、10月号、12月号、2018年2月号、4月号、6月号、8月号、10月号、12月号 |