著
小林 有吾
「アオアシ」小林有吾、最新作!!「俺たちは、料理をもって神に挑む。」数学者を志すも、その道に挫折した高校生・北田 岳(きただ がく)。夢を失い、学食のアルバイトで無為な日々を過ごす彼に、謎の若き天才シェフ・朝倉 海(あさくら かい)との運命的な出会いは、突然訪れる――。2人がめぐり逢い、「数学」と「料理」が交わる時、未知の世界への扉が開く!!
数学者を目指すも挫折。しかし偶然出会った海のおかげで料理の世界に魅せられ、料理人になるため「K」で修行中。数学的思考で導くレシピは独創的
一ツ星レストラン「K」の若き天才シェフ。岳の数学的思考を駆使した料理に惚れ込む。彼には唯一無二のレシピを築き上げる料理人になってほしい
岳の高校時代の同級生。水泳の強化選手で東京の大学へ。上京組として岳と東京生活を支え合う仲
数学のジュニアオリンピックの頃から岳や広瀬とは数学で切磋琢磨してきた仲。現在は東大在学中。ストレートな物言いをするが岳のことが気になる
岳に挫折を与えた天才数学者。プリンストン大学に留学中。数学で賞をもらい、帰国予定。岳と神楽が将来自分の助手になると思い込んでいる
男手一つで岳を育ててきた父。自転車屋を経営。数学で岳が東大に行くことを夢見ていたが、料理人を目指すと聞いても応援し続けている
「K」の副料理長。海の右腕的存在でデザート担当。いつでも独立できる実力を持つため、料理に厳しい
「K」の従業員。布袋と同じレベルの実力を持つ料理人。魚料理担当。岳が初めてつくった賄いを高く評価し、彼には期待している
「K」の従業員で副菜担当。予想外の料理を作る岳のことを内心認めている。「K」の前にあった店の娘で、海に腕を認められ従業員に。海のことが好き
レストラン「K」の給仕長。年齢不詳。料理以外のことは完璧にこなせる
「K」の従業員。岳に一番近い先輩。京都の料亭の息子で、親に勘当されて上京している。いつか自分の学んだことと京料理を融合させて家に戻りたい
香港出身の「K」の従業員。いつも険しい顔をしているが、故郷の話をするときだけ緩む。海にスカウトされて日本に
「K」の従業員。海がフランスにいたときに彼の料理に感銘を受け日本へ。スペインが故郷。大柄で豪快な男
「K」の従業員。独立できる実力を持つが、海の妄信的な信者で、彼のもとで一生働きたいと願っている
「K」給仕担当。岳と調理場の従業員との関係性をただ見守る
「K」給仕担当。岳の行く末を心配そうに見ている
「K」給仕担当。岳のことを冷静に観察している
「K」給仕担当。調理担当が下す岳の料理の評価をほかの給仕担当とともに一喜一憂している
製品名 | フェルマーの料理(1) |
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著者 | |
発売日 | 2019年06月28日 |
初出 | 『月刊少年マガジン』2018年10月号~11月号、2019年4月号~5月号 |