著
カトウ コトノ
四将国軍を打ち破ったレレデリクはトルキエ将国の首都・金色の町(アルトゥン)に迫る。金色の町は城壁も低く、防衛戦には不向きな地。中でも高さが2メートルにも満たない木造の城壁・古門(エスキカプ)はトルキエのアキレス腱。その門の指揮を任されたのは犬鷲の将軍・マフムート。帝国は、その古門に四将国軍を打ち破った立役者であるディルク・ヴィヒターを差し向ける! 更にザガノス将軍の城壁の町(ミュール)攻略も大詰め。トルキエとバルトラインーーールメリアナ大陸より、その名が消えるのはどちらだ!?
※ 第41回講談社漫画賞 少年部門受賞
トルキエ史上最年少の将軍(パシャ)。戦争で村を焼かれただ一人生き残った大鷲使いの少年。平和を守るため日々政略をめぐらせる
分析力に優れ、強い発言力を持つ政治家。同時に戦略・戦術に長けた軍師でもある。帝国に対して強硬派で侵攻軍総司令官の座に就く
戦で荒廃した祖国の復興に尽くし、商業国家として繁栄に導く将軍。温厚な人柄と実績から慕う者も多い。マフムートを将軍として導くための厳しさも併せ持っている
凄味のある野生的な風体の勇壮な武将。仲間はもちろん、敵にさえ経緯を示す好漢。自身の義に反することは承服せず、派閥よりも個々の戦功を重んじる
カリルが再建した建築学校を首席で卒業。生真面目で頑固な性格。都市建築技術こそトルキエを反映させた最たるものという師の教えを掲げている
優艶とした空気を纏う若き将軍。友人であるゼキとは対照的に人当たりがよく、社交性がある。柔和な表情から本心が読めないことも少なくない
ザガノスの部下で、駱駝隊を率いる血気盛んな将軍。闘争心が旺盛で戦の最前線にでること、敵を打ち倒すことに充足感を覚える。気が短く、軽薄
ザガノスに従い帝国領侵攻軍に参加した冷めた目つきの将軍。常に冷静沈着な態度は崩さず、淡々と責務をこなす。ザガノスへの忠誠心は強い
戦火で消滅したトゥグリル村の出身。戦争を起こさないための戦いをすべく、諜報組織の目と耳の長官としてザガノスのもとで働く
製品名 | 将国のアルタイル(22) |
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著者 | |
発売日 | 2019年09月09日 |
初出 | 『月刊少年シリウス』2018年12月号~2019年7月号 |