著
萩原 あさ美
「君に出会わなければ、正しくて、つまらない人生だった――」
家庭では父親として、会社では係長として、“理想的な自分”を演じるように生きてきた主人公・晃介。だが、娘の友達である少女・古都との出会いにより、人生は180度変化する。 彼女の前では、本物の自分でいられた。すり減った心が、癒されていった。それが、“決して抱いてはいけない感情”だと知りながら――。 社会の中で自己を抑圧する現代人へ贈る、“ミドルエイジ・ミーツ・ガール”ストーリーが幕を開ける。
妻に先立たれ、娘と二人暮らし。よき父、よき上司として理想の自分を演じて来たが、娘の友人である古都と出会い、疲弊した自分に気づく
高校1年生。偶然が重なり晃介と知り合い、好意を抱くように。一見穏やかだがしつけに厳しい母親との関係に、息苦しさを感じている
晃介の一人娘。母の死以来、不登校になっていたが登校するように。小学校以来の友人である古都と父親の関係を知り、ショックを受ける
古都や美也の同級生。一人でいることが多いが、学校で所在なさげな美也と、たまに階段下で過ごしている
晃介の部下で、彼と古都の関係を知っているが秘密にしてくれている。晃介に好意を抱いているようだが……
製品名 | 娘の友達(1) |
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著者 | |
発売日 | 2019年08月08日 |
初出 | 『コミックDAYS』2019年4月~5月 |